新しいお弟子さんはキラキラ〜

昨夜、「三味呑」(しゃみのみ)が開かれました。

 

これはうちの師匠による命名で、「三味線を聞きながらお酒を飲む」という大人のラグジュアリー?リラックス空間・・・

 

最近激増してきたお弟子さんに、いろいろな種類の長唄を聞いてもらうという趣旨で開かれました☺️

 

集まったのは、最近三味線を弾き始めたという「三味線一年生」の人たちが多数だが、

私(9年目)も、もちろん参加したよ😄

 

多分、みんな「9年もやってるんだ!!」と、途方もない年月を想像したと思います・・・私も始めたときはそう思ったんだけど、

いつの間にかそうなっていたよ😆

 

それにしても・・・

新しい人の興味津々の顔、キラキラした瞳、

いいですなあ〜

私もこうだったのかにゃ〜

 

始めた頃も、今も、三味線は楽しいにゃ!と伝えてあげたい💕

 

甲野善紀@音楽家のための身体操法講座

「音楽家のための身体操法講座」に行ってきました!!

フルート奏者の白川真理さんが、古武術の甲野善紀さんを迎えて、20年以上も続けている名物講座です。

プロ、アマ問わず、古武術の視点から答えていただけます。

過去のブログを遡ると、ギター、ウクレレ、フルート、久しぶりに弾くピアノ、尺八、津軽三味線、シンギングボウル、役者、腰痛、ペットロス、ニッケルハルパ(スウェーデンの伝統楽器、甲野さんも初めて見た)等々。

この講座、三味線を始めた頃から興味があったけど、その頃は「分からないことが分からない」状態。その後も変な遠慮があったりしてタイミングが合わなかったけど、

「質問できるうちに何でも聞こう!!」と思って申し込みました

会場に着くと、最初は甲野先生のお話の時間で、音楽について「人間の耳は小さな違いを察知する能力があるから、とてつもなく違って聞こえる」というお話をされていました。

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そしていよいよ音楽家講座〜031.gif

応募が多い場合、時間内では終わらず、次回に回されるそうで、前回の残りの方が3名いました。そしてジャンケンをしたら、何と私は人生で最高にジャンケンが強く、この日の応募者のトップ!つまり4番目に見てもらえることになりました!!

・・・が、よかったのはここまでで😆

前の3名の方は、偶然にも皆さんピアノ奏者だったんですが、

ガチでプロ!!😱

こんな人たちの後に私が弾いていいの!?😱😱

私、完全に場違いなんじゃ?・・・・😱😱😱

 

「今日は調子悪いからやめます!」と口から出かかっていたんですが、

意を決して舞台に出ました!!

しかし、

チューニング(調子合わせ)ができていませんでした・・・😱

 

ホールでは他の参加者の迷惑になる、ロビーでは係員に止められて、中途半端にしか調子が合っていなかったので、当然舞台でも合わず、

「楽屋でどうぞ」と言われて、一旦引っ込むことになりました😆

 

最初から楽屋でやればよかったのに、初めて来たので分かんなかったよ029.gif

他の人はチューニングが必要ない楽器ばっかり・・・ずるーい😆

 

よく考えたら、発表会でもなく他人の前で三味線を弾くって、初めて。

発表会では師匠が調子合わせをしてくれていたので、過保護だったなあ・・・

準備整えて、再度舞台へ出ました!!よっしゃ!!

私の悩みは、特定の部分で、右手の安定が弱くて、三味線がぐらつくこと。(右手は三味線を安定させつつバチで弾いている)

一度弾いてみて、甲野先生「ふーむ」という感じで表情を変えず、カバンの中からスルスルっとヒモを出しました。

出た!!おなじみヒモ。それを体にかけて、

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(前面も同様になっています)

もう一度三味線を弾いてみると、

「おーーー」というどよめきと同時に拍手が!!

そんなに違うの!?いや、もう認めざるを得ない!!

その後、指にもヒモを・・・

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またまた拍手をいただき、うれしくなってちょっと多めに弾いた😆

姿勢も違うし、構え方も、音の響きも全然違っていたよ!!

と、後で皆さんに言われました☺️

本当ー?

一人でお家で練習をしていたら得られない経験でした✨

小さな違いが大きな違いにつながるのだな😆

この回を主催されている白川真理さんは、明るくてお茶目なフルート奏者です。甲野さんの理論を一つ一つ体に落とし込んで自分の演奏につなげているところ、他の人にもその機会を開いているところが素晴らしいです。来ている皆さんも熱心で、終わった後の懇親会もお話が尽きませんでした。

 

 

 

風邪引いてじれったい三連休

この3連休は風邪を引いて、ほぼ家にいました。

金曜の夜から悪寒がして熱も出て、喉も痛い。節々も痛いし・・・(もしや!)

土曜の朝にクリニックに行ったら、幸いコロナではなかったようです。(セ〜フ😅)

(余り早く来るとウイルスが検出されないからねとドクターに言われましたが)

今は熱も下がって、十分骨休みをしたと言えましょう。

それよりも大事な、私がたくさんやっているお稽古事の一つの「答え」のようなものがこの週末に分かったのです。

何と言っていいか・・・具体的には書けませんが、「うわー!」と言って何かに没頭したい気分なのに、体はまだ風邪を引きずっていて、何もできない。

やっと分かった「答え」を反芻して、大人しくしているしかないようです・・・

誰にでも時々、人生の「答え合わせ」みたいな出来事があると思うんですが、それが来ちゃったかなーと思いました。

 

三味線をまとめて運べる優れ物

月曜日は三味線のお稽古でした〜。

 

お稽古は、先生のお部屋ではなくて、マンションの共有スペースのお部屋でするんですが、先生がガラガラ引っ張ってきたのを見ると・・・

 

三味線立てにコロコロがついて、可動式になっていました!(後でつけたんだって!!)

 

これなら5梃まとめて持って来られる!!

 

感動してしまいました😆

 

そして、練習不足がたたって、お稽古の出来はイマイチでしたが・・・次、頑張りまーす!!

 

かわいい!三人藤娘

この間の日曜日は、久しぶりに浅草に行って、「坂東勝友師籍70周年記念 第23回扇の会」(素人さんの踊りの会です)を見てきました。

 

今の踊りの先生の本業は清元の唄い手さんで、先生の唄を楽しみつつ、踊りも堪能しました😆

 

その演目の中にあった「三人藤娘」、何と藤娘を三人姉妹で踊るという!小6、小4、小2ぐらいかなー、それはそれはかわいい藤娘でした!!

 

藤娘は「ザ・日本舞踊」、絵になる、音楽もよし、構成もよしというので、踊りの会では必ず出されるんです。

 

結構、年齢行っても「藤娘」になり切ってしまう曲ですが、こんなにかわいい藤娘が、しかも三人姉妹で踊られるなんて、奇跡のようです・・・

 

お母さん、頑張りましたねー。娘さん三人のフォローに着物や諸々のケア・・・母親目線で舞台を見てしまう私でした。

 

おっと、先生の清元も本当に素敵でした。長唄三味線をやっているせいか、清元の音楽には疎い私ですが、先生のおかげで少しだけ清元の面白さが分かってきました😆

 

踊りの会ですが、私の視線は三味線や唄うたいに注がれていました。自由席なのをいいことに、一番前の地方のすぐそばに陣取って半日過ごしました。久しぶりに和の世界でゆっくり過ごしましたー。

 

 

 

もっと鳴れ!マイ三味線

今日は三味線の師匠とのお稽古なので、朝から練習・・・

 

昨日ガッツリ寝たから、三味線が楽しいです💓

 

今日のお稽古は、まず、最近調子のいいマイ三味線を持っていって、調子を整えるコツを教えてもらおう!!

 

どういうことかというと、師匠の方針で、お稽古のときは師匠のうちにある三味線を使わせてもらっているんです。だから、手ぶらで通えるし、師匠の三味線は音も良いし・・・

 

でも、自分の楽器の調子合わせは、いつまでも自信がつかない😅

 

弾く以外は全部師匠がやってくれるのでね。

 

調子合わせは、師匠がやると、お稽古三味線でも天国の音色なのに、素人がやるとダメダメです。

 

よい三味線なら、師匠が合わせると、更によい音になります✨

 

ここを教えてもらいたいので、今日はマイ三味線を持っていきます💕

三味線の音が変わった

三年前、父が亡くなってから縁あってうちに来た三味線、すごく物がいいよと三味線屋のおじさんが言っていたのに、私が弾くと、ボヨンボヨンと聞こえていました。

 

多分、調子がうまく合っていない・・・にしても、耳の奥に何か詰まっているような音。

 

まだ弾きこなせてないな・・・と思って、早三年。

 

最近、やっとこの三味線本来の音(の、何分の1かもしれないが)が聞こえるようになった!

 

その代わり、初めから弾いてたお稽古三味線の音がボヨンボヨンと聞こえるようになった😅

 

何か不思議だなー

秋の発表会は見送り

昨日は久しぶりの講談のお稽古でした。

 

お稽古したのは、「妲己のお百」。暑さに負けない悪い女!

 

久しぶりに会う紫先生は相変わらずステキでした💓原稿の文字が、先生の声で立体になり、いろいろな色を帯びて、物語になる💓

 

3月に発表会があって、あれよあれよと言う間に8月になってしまいました。

 

そう、発表会が終わって、昨日が初めてのお稽古だったんです。準備が間に合わず、秋の発表会は見送ることにしました。

 

年1回の三味線の発表会と、年2回の講談の発表会。毎年8月は次の発表会の準備で忙しいんですが・・・ホッとしたような・・・いや、ちょっと寂しい☺️

 

やっぱりお稽古の時間は大切にしたいと思いました☺️

 

三味線、心震える新曲

久しぶりですが、三味線のお話。

しばらくぶらぶらして、「松の緑」なんぞお稽古していましたが、いよいよ次の発表会にかける曲に取りかかりました。

次の曲は、「勧進帳 問答入り」

普段、長唄の発表会でやるやつは、弁慶と冨樫のやりとりが省かれているんですな。この二人のやりとりこそが、勧進帳のカンジンな部分、しゃれているわけではないんですが、

攻める冨樫「お前ら、嘘ついてんじゃねーよ!お尋ね者の一行だろ?」

弁慶「嘘じゃねーよ!俺らはフツーの山伏だっつーの!!」

というやりとりに、観客は手に汗握るというものです・・・本当は、弁慶はどこから見てもお尋ね者の義経一行なんですが。

というわけで、その迫力あるやりとりが入ったのが「勧進帳 問答入り」という曲なんですが、先生がお手本として古い音源を聞かせてくれたのが、

良すぎた!!

唄の芳村伊十郎はもう長唄の神様みたいな人なんですが、三味線も錚々たるメンバーで、

久々に心震えました・・・!!

というか、やはりお手本にする音源は最高峰のものを聞くべきだと再確認!!

伊十郎もいいけど、勧進帳がそもそも大変よくできた楽曲だとも思うわけですが、

ああ、この音源痺れる・・・!!

時間のある時にちょびっと聞くだけでも感動してしまうぅ・・・!!

これ、私がやるんかー。できますかねー。というわけで、お稽古が始まりました!!

着付け講師未満4、長時間の冷房には着物いいなと思う

 

土曜日は着付けの日でした。

 

着物を着て教室となる呉服屋さんまで行きますが、この日の東京は、もうかなり暑かったですねー。

 

着物を着た私とすれ違う人は、みんな半袖とか薄いシャツ。

 

最近思うんですけど、50代以降になると、夏の冷房が結構キツイ。2時間超座ってる映画、観劇、新幹線での移動など、冷房から身を守るのは着物っていいなと思います✨

 

冷えすぎて調子が落ちるんですよー。観劇で冷やされて、その後、食事に行ったらまた冷房効いてて、もー指先まで冷えていて、いつ体温戻すんですかって感じなんです。

 

この辺は同年代の女性でも感覚が違うと思うんです。汗っかきで、そんなシチュエーションでもビールをガンガン飲む人もいるだろうし。

 

でも私は、長時間の冷房の中にいるのが分かっている時は、行き帰りが少々暑いのを差し引いても、着物っていいなーと思います。ストールやカーディガンでは防ぎ切れない冷えから守ってくれますもんね。

 

この間、新幹線で大阪まで行きましたが、やはり寒かった。タイトスカート、ブラウスにカーディガンという通勤着でしたが、ストールでは全然足りなかった。女性の服装は開口部が多いんですよ。

 

そうかといって、いつも着物着ているわけにもいかないですよね。普段は洋服ですから。「暑かったらどうしよう」「冷房がきつかったらどうしよう」と相反する準備をしないといけないので、どうしても荷物が多くなってしまいます☺️

 

難しい年代ですよねー。

 

取りとめのない文章になってしまいました😅