いつも、ちょっと遅過ぎるお話

 

三味線の発表会の練習をしていると、ずっと同じ曲を弾くわけですから、「終わったら、いろんな曲に挑戦してみたい!」と思うわけです。

 

その中で候補に上がったのが、「松の緑」でした。

 

発表会の曲が「松の翁」だったので、「松つながり」ってのもありますが、この曲は、踊りを頑張っていた頃の思い出の曲、試験の課題曲だったのです。

 

そして、発表会も終わって、久しぶりに聞いてみると、やはり、懐かしい〜。何度も振り付けを直してくれた先生、事前に内輪の発表会も設けて、試験に備えたっけ。

 

踊りの先生は、コロナでお稽古をやめられて、その頃ご主人も亡くなられて、今は一人、施設に入っているそう・・・。先生と主にやりとりしているのは姉弟子のRさんで、私は専らそのRさんから近況をメールしてもらっていました。

 

Rさんは時々、施設にも訪ねて行っていたそうですが、状況は芳しくないのでした。

 

先生に会いたいなと思いつつ、きっかけがつかめませんでした。「そのうち時間ができたら」と思っていましたが、懐かしい「松の緑」を聞いて、急に先生に会いたくなってきました。

 

そうだ、先生に会ったら、昔のことを聞こう、子供の頃、踊りを始めたきっかけ、ご主人の転勤について関西に引っ越した時も、踊りのために東京まで通っていた情熱、お稽古の合間に聞いた話をもう一度聞かせてほしいなと思いました。

 

「今度、先生に会いに行くときは、私もお供するので教えてください」という内容のメールを書いて、Rさんに送りました。

 

もう夜で、普通は送るのを遠慮する時間帯だったんですが、その日は「夜中に済みません」と断って送りました。多分、早く送らないと間に合わないと察していたのかも、、、。

 

Rさんからの返事は、「ちょうど連絡しようと思っていたけど」とあって、先生の病状がよくなく、施設から病院に移ったこと、面会はできないことが書かれていました。

 

どうしてもっと早く会おうとしなかったのか、悔やみました。施設に入られて1年ほどなのに、、、

 

今年に入って、周りで起こる展開が早いなと感じることが多いです。

 

思いついたらすぐやる、会いたい人には会う、と思っていても、すぐにはできないこともありますよね、、、自分への言い訳をしているうちに置いていかれることも多いです。今回もその一つでした。

 

 

 

 

 

重い女、軽い女

 

2月の中旬、国立劇場で、ゆる友のNさんが日本舞踊の舞台に出るので、同じくゆる友のYさんと見に行ってきました。(ゆる友というのは、ゆる体操の友達のことです)

 

日舞の舞台で踊るのって大変そうと思うけど具体的にピンとこない人、

花嫁衣装(和装)で、日本髪のかつらで、アップテンポの盆踊りを踊っている自分を想像してください💕

 

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ふうちゃん、早起きに?

ふう

 

「ふうちゃんが5時過ぎに目を覚まして、ご飯をねだって困る」と夫が言っています。

私が起きてくるのが5時半ごろなので、ちょうど起きる直前?

私がもうちょっと早く起きれば夫が起こされることもないのかな?

それにしても・・・

前はこの時間は寝てたのにねー。

ふうちゃんは、春になると早起きになるから、そのせい?

だんだん日の出が早くなってきて、2月1日は6時42分だったのが、今日は6時32分。野生の体内時計では、もう春なのかにゃ?

 

ふう

着物でお稽古5日目!

今日も踊りのお稽古しました!

ただし15分だけ。

相変わらずロボットみたい・・・早く人間にならねば。

 

ふうちゃんのノック

ふう

 

休日、三味線の練習をしようかなあと思っていると・・・

「カリカリ」ふうちゃんが和室の戸を引っかいてノックするので、入れてあげます。

部屋を一周して、ホットカーペットの上で丸くなるふうちゃん。仕方ないので、おつき合いして一緒に横になっているうちにウトウトして、気がついたら小一時間たっていました。

ああー、そろそろ始めないと・・・でも、気持ちよさそうに寝ているから音を立てるのはかわいそうだ。ふうちゃんは三味線の大きな音が苦手なんです。

30分以上経過。もう駄目だ!ごめんねーと言って抱きかかえてリビングに連れていきます。

よし!三味線を始めるぞ!と調子を合わせていると、また「カリカリ」とノックが聞こえて、ふうちゃんが「にゃーん!」と入ってきました。

心を鬼にして?三味線を弾き始めると、ふうちゃんはしばらく我慢している様子。私の背後に座って、お尻を向けています笑

でも、しばらくしたら出ていきました。

ふー、やっと行ってくれて、ほっとしたような、寂しいような。

いつもの三味線お稽古の風景です。

ふう

この不満そうな顔!「何で構ってくれないにゃ?」

 

【着物で踊りのお稽古4日目!】

リハビリのために、「天竜下れば」という3分余りの短い曲を踊っています。

これなら大体振りも覚えているし。

それにしても、足の筋力が恐ろしいほど衰えて、そして体が固まって、ロボット並み!

これは日舞じゃない!年取ったロボットが手足を動かしているだけ!

ゆる体操を再開しないと・・・

ふう

ちょっと前のふうちゃん。丸い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番いい時間

ふう

 

仕事帰りにドトールに行って注文しようとしたら、「7時半に閉店ですが、よろしいですか?」と言われました。

その時、7時14分・・・すいていると思った。

でも、迷わず注文しました。今日はずっとカフェラテを飲みたかったんです。

カフェラテを見ていると、本日の仕事の反省点が浮かんでくる・・・が、30秒で終わらせて、味わう〜。

今日一番いい時間だったな。

さ、家に帰ってご飯食べてお稽古しよう。

 

ふう

【日舞のお稽古3日目!】←着物でお稽古の進化版です

洋服の上から着物を着付けています。

踊りには最低限、足袋と着物の袖が必要です。

靴下では足の裏が柔らか過ぎだし、袖を使った振り付けが多いので、袖がないと全くお稽古になりません。

体力の低下をひしひし感じます・・・

 

 

 

 

 

 

 

「麒麟がくる」が終わってほっとしたにゃ

ふう

 

ドラマ「麒麟がくる」が終わってほっとしました。

我が家は、今年に入ってから「本能寺の変」見たさに視聴していました。

裏切り者のイメージだった明智光秀をいい人にチェンジしたのはいいけど、ほかの武将たちもイメチェンされてて、ついていくのに大変でした・・・1ヶ月ほどしか見てないけど・・・

春日太一さんの「時代劇入門」という本には、大河ドラマの中で描かれ方が同じ人物として、信長、秀吉、龍馬の3人が挙げられています。

信長は、変革者であり、独裁者。時代を変えるが、苛烈な性格から部下に恨まれていく。

舘ひろしがやっても吉川晃司がやっても高橋英樹がやっても反町隆史がやっても、誰がやってもそう。

多分、NKHの人がこの本を読んで、「よーし、新しい信長像を作ってやろう!」と意気込んだんだと思いますね。「麒麟」では、従来の信長とは違う描かれ方でした。

ま、作るのはいいけど、「これもありだな」と言えるものになったかな?

「何か違う!!」という違和感が先に立って、ストーリー二の次だったにゃ。

信長役の染谷さん、明るくて人懐っこくて、多分いい人なんだけど、そんな持ち味が全く生きてこない。

サッカー部のキャプテンなんて役が似合いそう。

何やっても「いい人」が透けて見える。

可愛い顔なのに、デーモン木暮閣下みたいな声で喋ってた。

いっそ信長はデーモン閣下にして、秀吉はリアルお猿さん、家康は白いワンちゃんと、白戸家みたいにしてくれたら、「こんなもんかも」と最初から割り切れたんだろうな。

ともかく終わってよかったです。

 

ふう

ふうちゃん爪研ぎバリバリ。

今日も日舞をちょっとお稽古。バリバリ頑張ってます。