かわいい!三人藤娘

この間の日曜日は、久しぶりに浅草に行って、「坂東勝友師籍70周年記念 第23回扇の会」(素人さんの踊りの会です)を見てきました。

 

今の踊りの先生の本業は清元の唄い手さんで、先生の唄を楽しみつつ、踊りも堪能しました😆

 

その演目の中にあった「三人藤娘」、何と藤娘を三人姉妹で踊るという!小6、小4、小2ぐらいかなー、それはそれはかわいい藤娘でした!!

 

藤娘は「ザ・日本舞踊」、絵になる、音楽もよし、構成もよしというので、踊りの会では必ず出されるんです。

 

結構、年齢行っても「藤娘」になり切ってしまう曲ですが、こんなにかわいい藤娘が、しかも三人姉妹で踊られるなんて、奇跡のようです・・・

 

お母さん、頑張りましたねー。娘さん三人のフォローに着物や諸々のケア・・・母親目線で舞台を見てしまう私でした。

 

おっと、先生の清元も本当に素敵でした。長唄三味線をやっているせいか、清元の音楽には疎い私ですが、先生のおかげで少しだけ清元の面白さが分かってきました😆

 

踊りの会ですが、私の視線は三味線や唄うたいに注がれていました。自由席なのをいいことに、一番前の地方のすぐそばに陣取って半日過ごしました。久しぶりに和の世界でゆっくり過ごしましたー。

 

 

 

その情熱こそがすばらしい

今、三味線でお稽古しているのは「松の緑」という曲です。

 

この曲は、昔、日舞の試験で踊ったこともある曲です。一つの曲を弾いたり踊ったり、多角的に取り組めるのは嬉しいです😄

 

「そういえば、これを踊った頃の映像があったな」と、昔のDVDを引っ張り出してみました。

 

14年ぐらい前、試験の二週間前に、内輪の発表会をやったときのDVDです。

 

本番で上がらないように、先生が会を催してくれたんですね。ありがたい親心です💕踊りは・・・一生懸命だから、まあいいか笑

 

ついでに出てきたDVD、15年前、踊りを始めたばかりの頃のも出てきました。これも内輪の会ですが、小さなお座敷で、それぞれの家族も呼んで。

 

自分の踊りはさておき笑

 

注目すべきは、うちの会ナンバーワンだったRさん💕

やっぱりすごい!!と思いました。

 

何がすごいって、

熱量がすごい!

 

Rさん、私より3、4年前先輩ですが、当時既にレベルが全然違っていました。誰よりも熱心で、素質もあったんでしょうね、教わったところは翌週には見事に自分のものにしていた✨会のまとめ役や、発表会の映像は全てRさんが録画して、個人別にDVDに焼いて渡してくれていました。今私が見ているのは、全てRさんのおかげ。

 

意気込みというか熱量って、見事に伝わるものだな。

 

当時の私は、技術面でも、情熱の面でもはるかに及んでいなかったなー。

 

Rさん、コロナの時代は踊りの先生と頻繁に連絡を取って、メールしてくれていました。怪我をされて、最近は踊りは小休止していますが、再開されたらまた踊りを見てみたいです。

 

 

 

 

 

今こそ三味線の音を聞こう

 

急に暑くなりましたねー。着物を着てると汗が出てきました。

 

久しぶりに日舞の話です。

 

私が三味線を始めたのは、そもそも先に日本舞踊をやっていて、その踊りの先生が、「日本舞踊をやるなら三味線もやった方がいいわよ。唄は伸び縮みするけど、三味線は一定だから」と言ったことがきっかけです。

 

踊りの足しに・・・と思って始めた三味線に夢中になって、はや8年。早いですね。

 

でも、踊りも細々と続けています。

 

今の踊りの先生は、子供の頃から三味線、踊りもやっている人なので、三味線を中心にした教え方ができる人です。

 

「トテチリ、トテチリと6回繰り返してから、7回目はトテチになるでしょう。ここで止まって。そして次のチンチンシャンでポーズをして」という具合に。

 

「玉屋」という曲、以前の先生に教わったこともあり、舞台にも出した曲なので耳なじみはあるけど、もう一度踊ろうと思うと、初っ端からうまくできません。

 

音楽とともに舞台に出てきて、止まって、ポーズ。それだけの動きができません。前はできていたのに?

 

忘れたからというより、そもそも当時もあやふやだったと思う😅

 

「ここは唄を聞いていたら絶対合わないですよ、三味線を聞いて」と言われます。

 

前も言われたのに、私の耳は唄の方を聞いてしまうみたいです・・・

 

「踊りは、三味線だけ聞いていたら遅れることはないですよ。三味線を聞いていると、少し遅れたから、次の部分を省いて合わせたりできます。唄を聞いていると、どんどんずれていきますよ。ベテランの唄い手になればなるほど三味線からずれますから。」

 

うーむ、昔の私の踊りってどうだったんだろう?当時の先生も踊りは見事だったけど、動物的な勘で踊るタイプだったので、ここまではおっしゃらなかった。

 

当然、私も唄を聞きながら踊っていたから、ずれまくっていたんじゃないのかな。後でもう一度、昔「玉屋」を踊った時のDVDを見てみようと思いました。

 

はあ〜、やっと「踊り」ってものが分かりかけてきた気がします。

 

とはいえ、日舞をゆるーく楽しんでいます💓(全然進まないけど・・・)

 

 

 

いつも、ちょっと遅過ぎるお話

 

三味線の発表会の練習をしていると、ずっと同じ曲を弾くわけですから、「終わったら、いろんな曲に挑戦してみたい!」と思うわけです。

 

その中で候補に上がったのが、「松の緑」でした。

 

発表会の曲が「松の翁」だったので、「松つながり」ってのもありますが、この曲は、踊りを頑張っていた頃の思い出の曲、試験の課題曲だったのです。

 

そして、発表会も終わって、久しぶりに聞いてみると、やはり、懐かしい〜。何度も振り付けを直してくれた先生、事前に内輪の発表会も設けて、試験に備えたっけ。

 

踊りの先生は、コロナでお稽古をやめられて、その頃ご主人も亡くなられて、今は一人、施設に入っているそう・・・。先生と主にやりとりしているのは姉弟子のRさんで、私は専らそのRさんから近況をメールしてもらっていました。

 

Rさんは時々、施設にも訪ねて行っていたそうですが、状況は芳しくないのでした。

 

先生に会いたいなと思いつつ、きっかけがつかめませんでした。「そのうち時間ができたら」と思っていましたが、懐かしい「松の緑」を聞いて、急に先生に会いたくなってきました。

 

そうだ、先生に会ったら、昔のことを聞こう、子供の頃、踊りを始めたきっかけ、ご主人の転勤について関西に引っ越した時も、踊りのために東京まで通っていた情熱、お稽古の合間に聞いた話をもう一度聞かせてほしいなと思いました。

 

「今度、先生に会いに行くときは、私もお供するので教えてください」という内容のメールを書いて、Rさんに送りました。

 

もう夜で、普通は送るのを遠慮する時間帯だったんですが、その日は「夜中に済みません」と断って送りました。多分、早く送らないと間に合わないと察していたのかも、、、。

 

Rさんからの返事は、「ちょうど連絡しようと思っていたけど」とあって、先生の病状がよくなく、施設から病院に移ったこと、面会はできないことが書かれていました。

 

どうしてもっと早く会おうとしなかったのか、悔やみました。施設に入られて1年ほどなのに、、、

 

今年に入って、周りで起こる展開が早いなと感じることが多いです。

 

思いついたらすぐやる、会いたい人には会う、と思っていても、すぐにはできないこともありますよね、、、自分への言い訳をしているうちに置いていかれることも多いです。今回もその一つでした。

 

 

 

 

 

重い女、軽い女

 

2月の中旬、国立劇場で、ゆる友のNさんが日本舞踊の舞台に出るので、同じくゆる友のYさんと見に行ってきました。(ゆる友というのは、ゆる体操の友達のことです)

 

日舞の舞台で踊るのって大変そうと思うけど具体的にピンとこない人、

花嫁衣装(和装)で、日本髪のかつらで、アップテンポの盆踊りを踊っている自分を想像してください💕

 

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ふうちゃん、早起きに?

ふう

 

「ふうちゃんが5時過ぎに目を覚まして、ご飯をねだって困る」と夫が言っています。

私が起きてくるのが5時半ごろなので、ちょうど起きる直前?

私がもうちょっと早く起きれば夫が起こされることもないのかな?

それにしても・・・

前はこの時間は寝てたのにねー。

ふうちゃんは、春になると早起きになるから、そのせい?

だんだん日の出が早くなってきて、2月1日は6時42分だったのが、今日は6時32分。野生の体内時計では、もう春なのかにゃ?

 

ふう

着物でお稽古5日目!

今日も踊りのお稽古しました!

ただし15分だけ。

相変わらずロボットみたい・・・早く人間にならねば。

 

ふうちゃんのノック

ふう

 

休日、三味線の練習をしようかなあと思っていると・・・

「カリカリ」ふうちゃんが和室の戸を引っかいてノックするので、入れてあげます。

部屋を一周して、ホットカーペットの上で丸くなるふうちゃん。仕方ないので、おつき合いして一緒に横になっているうちにウトウトして、気がついたら小一時間たっていました。

ああー、そろそろ始めないと・・・でも、気持ちよさそうに寝ているから音を立てるのはかわいそうだ。ふうちゃんは三味線の大きな音が苦手なんです。

30分以上経過。もう駄目だ!ごめんねーと言って抱きかかえてリビングに連れていきます。

よし!三味線を始めるぞ!と調子を合わせていると、また「カリカリ」とノックが聞こえて、ふうちゃんが「にゃーん!」と入ってきました。

心を鬼にして?三味線を弾き始めると、ふうちゃんはしばらく我慢している様子。私の背後に座って、お尻を向けています笑

でも、しばらくしたら出ていきました。

ふー、やっと行ってくれて、ほっとしたような、寂しいような。

いつもの三味線お稽古の風景です。

ふう

この不満そうな顔!「何で構ってくれないにゃ?」

 

【着物で踊りのお稽古4日目!】

リハビリのために、「天竜下れば」という3分余りの短い曲を踊っています。

これなら大体振りも覚えているし。

それにしても、足の筋力が恐ろしいほど衰えて、そして体が固まって、ロボット並み!

これは日舞じゃない!年取ったロボットが手足を動かしているだけ!

ゆる体操を再開しないと・・・

ふう

ちょっと前のふうちゃん。丸い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番いい時間

ふう

 

仕事帰りにドトールに行って注文しようとしたら、「7時半に閉店ですが、よろしいですか?」と言われました。

その時、7時14分・・・すいていると思った。

でも、迷わず注文しました。今日はずっとカフェラテを飲みたかったんです。

カフェラテを見ていると、本日の仕事の反省点が浮かんでくる・・・が、30秒で終わらせて、味わう〜。

今日一番いい時間だったな。

さ、家に帰ってご飯食べてお稽古しよう。

 

ふう

【日舞のお稽古3日目!】←着物でお稽古の進化版です

洋服の上から着物を着付けています。

踊りには最低限、足袋と着物の袖が必要です。

靴下では足の裏が柔らか過ぎだし、袖を使った振り付けが多いので、袖がないと全くお稽古になりません。

体力の低下をひしひし感じます・・・