Jガールさんのブログ「自分の思い出を彩るために」

 

着物ブロガーのJガールさんの5月4日の「着物を着ていけばよかったと後悔」に素敵な言葉があったので引用させていただきます。

 

Jガールさんは、お着物への情熱はもちろん、文章も謙虚でユーモアがあって、私はいつもブログを楽しみにしています☺️雅先生の夜会巻きを知ったのもJガールさんのブログだったような。

 

かいつまんで書くと、Jガールさんが44年間大ファンのアーティストのライブに行ったら、お友達がリザーブしてくれた席が非常によい席だった。仕事などでバタバタして洋服で来てしまったが、着物を着ればよかったと後悔したとありまして、

 

最後の文章がすごく共感しました!

 

「自分の思い出を彩るために。他の人から見てどうのこうのじゃなく自分自身のために、ちゃんとコーデを考えて着物を着るべきでした。」

 

 

分かるなー!私もあります。着物が好きな人なら思い当たると思う😆

 

洋服でも十分だし、楽だし、それでも着物を着るのは、自分の思い出を彩るために!なんですよね。

 

着物を選ぶときからもうイベントは始まっていて、最中はもちろん、着物を脱いだ後も、その着物を再び着るときも、ずーっと思い出をまとっていられる💕

 

そんな着物、私にもあります。大切な思い出を、着物が「あのときはああだったよね、こんなことあったよね」と相槌を打ってくれるんですよね。不思議です。

 

こんなに素敵なものはないと思うんです💕

 

 

 

 

三味線、4年越しの音

連休後半は、三味線のお稽古で、師匠が我が家へいらっしゃいました☺️

 

本日のメインは、お稽古よりも三味線のお披露目✨4年前に買った三味線をまだ見せていなかったんです😆

 

普段のお稽古は師匠のうちへ行き、師匠の三味線を使っているんですね。

 

この三味線、4年前、いつもの楽器屋さんのご主人が「中古だけど、いい木を使ってますよ」と勧めてくださったんですが、値段もそこそこするし、お稽古三味線は持っているし、「考えておきます、、」とお茶を濁した私。

 

その一週間後、突然父が亡くなり、お葬式でばたばたした後、母が「お父さんのことでお世話になったから」と、私と姉に少しお金をくれました。

 

本当は、父の最期のお世話をしたのは姉で、私は何もしていないんです。ただ、姉だけに渡すのは不憫に思ったそうで(母、ありがとう!)私も姉の何分の一かいただきました。

 

その金額がほぼ三味線の値段で、「そういえばお父さん、三味線の音が好きだったな、これはお父さんの意思だな」と、新しい三味線を迎えたというわけです。

 

右のオレンジの方が最初から使っているお稽古三味線、左が4年前に新たに買ったものです。

 

新しい三味線ですが、家に持って帰って弾いてみると、「あれ?こんな音だったっけ?」と思いましたが、翌日も、その次も、どんどん音が悪くなる。

 

別に不良品だったわけではなく、物がいいから、もう糸の張りから調子から、全部にレベルの高いのを要求してくるんです・・・腕がついていかないというか、

 

三味線を扱う全てがついていかない😅

 

身分不相応にいいお家からお嫁さんをもらったら、こんな気持ちになるんでしょうかねー。

 

それが!

 

あーら不思議〜師匠にかかると、「あれっ!こんなにいい音になってる!!」

 

びっくりでございます〜。かつて三味線屋さんで聞いた音色と同じー!というか、

うちにお嫁入りしてから4年間、一度もこんな音で弾いてあげていません。

 

「いい三味線だから、次はこれで発表会に出ましょう」と励まされました。もう少し扱いに熟練します・・・

 

朝起きたら、また元の変な音になりつつありました・・・ああ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑が心地よい季節です

連休中はお天気が続いてありがたいですねー。この季節が湿度も低くて一番いいな。

 

 

緑がきれいなので、お庭の見えるところにテーブルを置いて、楽しんでいます。(写真は網戸越しなので、少々ぼーっと写っています)

 

うちは土地の形が旗竿地で、公道に出るまで10メートルぐらいあります。

 

その分、少々安かったです。でも、税金は通路の分もかかってくる😆「こんなに小さい家なのに、固定資産税高いな〜」と思ったら、通路分も入ってた。建物は建てられない部分なのにね。

 

こりゃもう、通路部分を楽しむしかないと思って緑をたくさん植えたけど、通路だから滞在時間が短い😆仕事が忙しいときなんか、朝晩の1往復だけ。ゴミ出しも入れると2往復?

 

あるとき気が付いたんですが、この通路の緑が、精神的に大変な安らぎを与えてくれるんです。街は緑が少ないし、家に帰って緑を見るとほっとして、我が家のパワスポになっているんです。

 

それが分かってから、この春先は丁寧に庭いじりをしました。雑草もこまめに取って、下草がはげているところに新しいグリーンを追加したり。

 

また季節が移って、最近は蚊が出てくるようになったし、日差しも強くて水やりが大変になってきました。

 

こうやって新緑を見ながらゆっくり過ごせるのもあと少しなので、楽しみますー。それにしても連休中は時間が経つのが速いですね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

その情熱こそがすばらしい

今、三味線でお稽古しているのは「松の緑」という曲です。

 

この曲は、昔、日舞の試験で踊ったこともある曲です。一つの曲を弾いたり踊ったり、多角的に取り組めるのは嬉しいです😄

 

「そういえば、これを踊った頃の映像があったな」と、昔のDVDを引っ張り出してみました。

 

14年ぐらい前、試験の二週間前に、内輪の発表会をやったときのDVDです。

 

本番で上がらないように、先生が会を催してくれたんですね。ありがたい親心です💕踊りは・・・一生懸命だから、まあいいか笑

 

ついでに出てきたDVD、15年前、踊りを始めたばかりの頃のも出てきました。これも内輪の会ですが、小さなお座敷で、それぞれの家族も呼んで。

 

自分の踊りはさておき笑

 

注目すべきは、うちの会ナンバーワンだったRさん💕

やっぱりすごい!!と思いました。

 

何がすごいって、

熱量がすごい!

 

Rさん、私より3、4年前先輩ですが、当時既にレベルが全然違っていました。誰よりも熱心で、素質もあったんでしょうね、教わったところは翌週には見事に自分のものにしていた✨会のまとめ役や、発表会の映像は全てRさんが録画して、個人別にDVDに焼いて渡してくれていました。今私が見ているのは、全てRさんのおかげ。

 

意気込みというか熱量って、見事に伝わるものだな。

 

当時の私は、技術面でも、情熱の面でもはるかに及んでいなかったなー。

 

Rさん、コロナの時代は踊りの先生と頻繁に連絡を取って、メールしてくれていました。怪我をされて、最近は踊りは小休止していますが、再開されたらまた踊りを見てみたいです。