連休後半は、三味線のお稽古で、師匠が我が家へいらっしゃいました☺️
本日のメインは、お稽古よりも三味線のお披露目✨4年前に買った三味線をまだ見せていなかったんです😆
普段のお稽古は師匠のうちへ行き、師匠の三味線を使っているんですね。
この三味線、4年前、いつもの楽器屋さんのご主人が「中古だけど、いい木を使ってますよ」と勧めてくださったんですが、値段もそこそこするし、お稽古三味線は持っているし、「考えておきます、、」とお茶を濁した私。
その一週間後、突然父が亡くなり、お葬式でばたばたした後、母が「お父さんのことでお世話になったから」と、私と姉に少しお金をくれました。
本当は、父の最期のお世話をしたのは姉で、私は何もしていないんです。ただ、姉だけに渡すのは不憫に思ったそうで(母、ありがとう!)私も姉の何分の一かいただきました。
その金額がほぼ三味線の値段で、「そういえばお父さん、三味線の音が好きだったな、これはお父さんの意思だな」と、新しい三味線を迎えたというわけです。
右のオレンジの方が最初から使っているお稽古三味線、左が4年前に新たに買ったものです。
新しい三味線ですが、家に持って帰って弾いてみると、「あれ?こんな音だったっけ?」と思いましたが、翌日も、その次も、どんどん音が悪くなる。
別に不良品だったわけではなく、物がいいから、もう糸の張りから調子から、全部にレベルの高いのを要求してくるんです・・・腕がついていかないというか、
三味線を扱う全てがついていかない😅
身分不相応にいいお家からお嫁さんをもらったら、こんな気持ちになるんでしょうかねー。
それが!
あーら不思議〜師匠にかかると、「あれっ!こんなにいい音になってる!!」
びっくりでございます〜。かつて三味線屋さんで聞いた音色と同じー!というか、
うちにお嫁入りしてから4年間、一度もこんな音で弾いてあげていません。
「いい三味線だから、次はこれで発表会に出ましょう」と励まされました。もう少し扱いに熟練します・・・
朝起きたら、また元の変な音になりつつありました・・・ああ。