秋田から帰ってまいりました

 

「〜ハチ公生誕100年〜神田紫の講談 大館・湯沢の旅」から帰ってきました!

 

今回悩んだのが、服装計画です。

 

9月末の東京は連日30度、片や大館は25度。長袖を着るのが全く想像つかない笑

 

来てみたら、こちらはすっかり秋で、風が涼しい、いや寒い😅東北は秋が早いのね。早速、持って行った服を全部着込むことになりました。

 

私は夫と前泊しまして、ホテルの周りを散歩したり、ゆっくり。たったこれだけで大館が地元になった気がするから不思議です🌸

 

さて、二日目はいよいよツアーの皆さんと合流して、大館市の名所めぐりです。

 

鳥潟(とりがた)博士が建てた戦前の貴重な建物の鳥潟会館、曲げわっぱの製造工程まで見学できる大館工芸社、昔の渋谷駅のスタイルの「秋田犬の里」と回りました。

 

「秋田犬の里」には本物の秋田犬が常駐していて、初めて秋田犬を間近で見ましたが、いや大きい!!フレンドリーなワンちゃんでしたが、私と夫は近寄れませんでした・・・

 

↑やっぱり買った、お弁当箱😆

 

そして、本日のハイライト、料亭・北秋(ほくしゅう)くらぶ。ここで、東京からのツアーと地元の方々が講談を楽しむという趣向でございます。

 

私もちょこっと出るので、去年の米沢に続き、着物を持っていきました。キャリーは着物でパンパン、めちゃ重いですが、そのために夫を連れてきています☺️

 

さて、問題のラウンドクロス講談・・・それぞれが全く違う講談をしゃべり、最後にピタッと同時に終わるというものですが、弟子たち四人と師匠と、この日のために特訓を重ねてまいりました。

 

しかし、リハーサルでは、

全く息が合わず、

やらない方がいいんじゃ、という言葉が出かかったほどでしたが・・・

本番では見事成功!!😅😅😅

 

ああ〜、よかった〜✨

 

ところで、今回、初めて行く場所で、時間も余りないというお着替えでしたが、意外と早く着付けられました。

しかし、どうも舞い上がっていたようで、

着物のすそが、きっちり決まらず二重になって、

バカボンみたいに膨らんでしまっていました😅

 

もっと要所要所を押さえて着付けできるようにならないと〜。

 

今回の着物。シルックの単衣が大活躍です。

 

ラウンドクロス講談が終わったら、やっと一心地つけて、紫先生の講談を堪能したり、きりたんぽを美味しくいただきました〜。

 

翌日行ったのは、湯沢の創業160年の料亭・石川。そこでもツアーの私たちと地元の方が講談を楽しむんですが、ラウンドクロス講談はこの日はないので、安心して紫先生の講談を楽しみました☺️

 

料亭・石川では、湯の華芸妓さんがいらっしゃいます。

 

私が撮るのは三味線☺️

 

芸妓さんが踊り始めると、大正や昭和の始めにタイムスリップしたよう。

 

 

とにかく地元を盛り上げようという熱意が伝わってくる旅でございました。私は東京に住んでいて、自分の町にそこまでの愛着を持てていませんし、生まれ故郷も遠ざかって久しい。地元愛にあふれた皆さんが眩しく、羨ましいような気持ちになりました。

 

また、秋田はやはり美人含有率は高いとお見受けしました。観光客用に上手に配置されていたのかもしれませんが笑

 

そんなこんなで、秋田と講談を堪能した3日間でした〜。

 

ツアーの皆様、秋田の皆様、紫先生、お世話になりました🌸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講談・「もう時間がないから」

 

発表会の打ち上げの席で、友人と話をしているとき、その人は私の講談教室の同期の桜で、始めて間もない頃から台本を書き始めたのですが、

 

もう少し基礎をやらないといけないのは分かっている、ということを言って、

 

その後の言葉が妙に心に残りました。

「でも、もう時間がないから」

 

彼女は自分のことを言ったんだけど、私自身にも納得するものがありました。

 

そんなこともあって、

よし、来年も創作講談やろう!!と思いました。

 

半年後は無理でも、一年後なら形になっているはず!!

 

私が講談を始めたのは、ある本がありまして、その本を講談にしたいから始めたのです。

 

「いやいやー、仕事もあるし」と、ふと引っ込みそうな気持ちが出てくる瞬間もあるんですが、そんなとき、

「でも、もう時間がないから」

って、耳の奥にこだましている〜😆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか大変、ラウンドクロス講談

 

発表会の翌日だというのに、昨日は、秋田旅行の講談のお稽古でした。

 

秋田での紫先生の講談があるのですが、そのとき、弟子たちは、ちょこっとだけ参加させてもらえるんです。

 

どういうのかというと・・・

 

講談の別々の一節を大勢で一斉に読んで、最後はピタッと決める、

名づけてラウンドクロス講談!!(←紫先生が命名)

 

同じ部分なら合唱ですが、別々ですよ!!

 

お互い違う部分を読んで最後はピタッと決めるんです!!

 

「相手の声に惑わされずに、自分のパートを読んでください!!」

 

しかし、自分のパートに没頭し過ぎると、

最後が合わないんです😅

つまり、全体の9割は自分のパートに集中して、最後の一説ぐらいで全体と合わせて同時に終わるという、

結構難しい!!

 

結局相手を聞いてないといけない!しかし聞き過ぎるのもいかん!!

 

そして、

「声が小さいですよ!もっと強調するところをしっかり強調して!」

 

何度も注意されましたー。しかしですねー、今回は男性二人は発表会も出たことない、経験が少ないからとチームにされて、同じところを読むんです。

 

私と、あと女性の先輩一人は別のところを読むので、

男声2と、女声1、女声1という編成

ちょっと分が悪いような・・・

 

聞いている人には男性の声だけが耳に入るかもしれない。

 

もうちょっとキーを下げればいいのかしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発表会、アポロは何とか帰還しました

 

発表会は無事終わりました☺️

 

「何でわざわざ、こんな緊張する場面に自分を置いてるんだろう〜」と思うんですけど、また出ちゃうんですよね〜。

 

「アポロ13号」は、これを講談でやるって面白いな〜と思って、講談仲間のYさんからいただいた題材でした。

 

Yさんのを手直しし、映画からもセリフなど拝借して何とか台本ができました。大変でしたが、

台本を作るのって、こんなに楽しいんだ!!

 

これは今回の一番の収穫でした😆

 

もちろん、紫先生のお力添えも大きく、先生の講談目線のアドバイスがなかったら、全く講談になっていなかったです。

 

私の書いた文章を先生が刈り込み、声に出すことによって、二次元から三次元に、モノクロからカラーに変わるようで、その瞬間は、もう

うおおお!!!

 

というボキャ貧(←今は言わない?)な表現でしか現せません〜。

 

本当に驚きと喜びにあふれる、楽しさいっぱいの作業でした。

 

私の仕事はクリエイティブ系ではなくて、現実的に即して処理していくだけなんですが、物を作る人って幸せだな〜羨ましいな〜と思いました。

 

もちろん大変な部分もあると思いますが😅

 

聞いた人たちも楽しんでいただけたようで、本当にうれしかったです。台本を書いているときは、「これ面白いかな〜?」「ここ、もっと詳しく説明した方がいいのかな〜?」と迷うことだらけでしたから。

 

暗記の段階になっても「このセリフでよかったのかな?」と迷っていました😅

 

時間を作って来ていただいてありがとうございました。また、お声がけいただいた方々にも感謝申し上げます💓💓

 

創作は、また来年もやりたい✨

 

 

 

 

 

 

 

 

講談、時間が過ぎ去っていきます

 

仕事から帰って夕食を食べてから練習するんですが、あっという間に時間がたってしまいます。

 

録画でも撮ろうものなら、姿勢が悪いとか、顔が変とか、張り扇の音が悪いとか、もうチェック項目がたくさんで、

あっという間に1時間半ぐらいたってしまう。

 

時間を忘れて没頭できる、ありがたいことです。

 

楽しいってことよね。

 

これで内容も伴えば・・・発表会の日が近づいている〜😅

 

 

講談・紫先生と行く秋田ツアー

 

日曜日の夕方は、紫先生と、渋谷で講談の練習でした。

 

発表会の二週間後にある「紫先生との秋田ツアー」の練習です。

 

そこで弟子の私たちは、ラウンドクロス講談をやることになっています。

 

ラウンドクロス講談とは、「複数の物語の中の一節(いっせつ)を複数人で掛け合い、言葉をクロスしながら語るという、神田一門独自の講談」

 

私ともう一人の先輩は「赤穂義士」から、他の三人は「真田幸村」から一節を抜き出して読んで、35秒程度です。

 

なかなか合わなくて、何度もやり直しました😅

 

これ、どう聞こえるんだろう?😅😅(雑音か・・・?)

 

今は発表会の方が気になる〜。

 

 

秋田には行ったことないので、すごく楽しみ〜♪

 

講談・着付けの練習〜シルックに思う

発表会に備えて、着付けの練習もしました。

 

今回のお着物✨

 

9月の発表会は、まだ暑い上に、台風も来たりするので、洗えるシルックが大活躍でございます。

こんなに頼れるのに、女性としては、絹の着物の方がテンション上がるのは何ででしょうね??

3月の発表会の方がちと高いのよ。

女って仕方ねーな😆

世の中の着物が全部洗える素材にならない所以でございます☺️☺️

帯は、タンス屋の決算市で買いました😁

演目に合わせて月の柄にしようかと思ったけど、講談の時は帯前しか見えないし、いつか買おう・・・🌙

 

 

 

講談、発表会まで一週間

 

いよいよ来週は講談の発表会です!

 

朝、練習していたら、夫が突然部屋に入ってきて、

 

「張扇の音がウルサイ・・・」

夫、さっきまで起きてたのに、また寝てるんかい!!(歳のせいで変な時間に目が覚めるらしい😅)

 

音が出ないように座卓にタオルしいてたけど、振動が下の階に伝わってうるさいんだとか。

だからって、途中で入ってこなくてもいいのに!!

集中力が途切れてしまった!!

何かもったいない朝でした。

 

アポロ13号・後半のお稽古で感激

 

土曜日は紫先生とのお稽古でした✨

 

前回、6月のお稽古では前半をやったので、1ヶ月後に後半を・・・という段取りでしたが、

そこから全く書けずに1ヶ月以上経過して、

お稽古一週間前に書き始めました・・・

 

何やっとんじゃ!?仕事が忙しかったにしても、どうも筆が進まない・・・

 

理由をよくよく考えると、

 

後半はいよいよ宇宙で苦労して、ああなって、こうなって、奇跡的に帰還するんですが、

ここでいっちょ感動させてやろうという、

変な欲が出てきてたんですね!!😆😄

逆に言うと、全然感動しない物語になったらどうしようという恐れがあって。

 

宇宙で大事故が起きて生還しただけで最初から感動しかない!それなのに、

 

わざわざ感動させてやろうなんて、、、

 

元々おいしい素材を「おいしくつくってやろう」って一人で意気込んでるようなもの。

 

おいしいか、おいしくないかは、食べる人の胃袋の状態もあるし、第一、今の自分にはテクニックは、ない。

 

そう開き思って、やっと書き始めたのがお稽古の一週間前。遅いわ〜。

 

そして、何とか書き終えて、紫先生とのお稽古に臨みました!!

 

後半を一読した後、先生が声に出して読まれたり、場面ごとに文章を直したり、「ここにジェスチャーを入れましょう」とアドバイスがあるんですが。

もう、この時間だけで「アポロやっててよかった!!」っていうぐらい感動!!

 

自分の書いた拙いセリフが講談になって、プロの口から語られるって、本当に贅沢なことで、感激するんですよ!!

そして、

先生が「ここはカットしましょう」とか

「この文章はこうした方が分かりやすいですよ」とおっしゃられるのが、

全部的確!!

また、不思議なことに、

最初、頭にスッと浮かんできた文章よりも、

書くのに苦しんだところ、後からつけ足したところはカットされるという、

何で分かるの!?

 

原稿に向かって何も書けないときは、「フツーに原稿がある講談の方がよかったかなー」と思ったんですが、この感動を味わってしまうと、

また原稿書こうかな?と思っちゃいます😆😆😆

 

済みません、一人で感動して・・・でもアポロは感動的なお話でございますよ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アポロ13号でストレッチ

 

昨夜、ふと目が覚めて、「ああ、エアコン切れた・・・」と、横を向うとしたら、

いててっ!!

首が痛い〜!反対側を向いても痛い!!

 

金縛りか!?

 

いえ、今週、私は仕事から帰って1時間、「アポロ13号」の台本を書いているんですが、ええ、

 

まだ完成してないんですよ〜、後半を書いてまして〜。

 

仕事プラス残業(アポロ)で、体が黄信号を出している!!

 

たった1時間の残業でも、体は正直に「ストレッチしてよ」と言っているわけですね。

 

はい、真夜中にゆる体操やらストレッチをしました。おかげで今朝は普通・・・

 

土曜日(29日)は、紫先生とのお稽古です。そろそろ、発表会に本当にこれを出すのか、結論を出す日が近づいてきました。

 

前半とラストは割と楽に書けるんですが、宇宙であーしてこーしてとなると、途端に筆が鈍るのは何なんでしょう。分からんけど、もう書くしかない。