土曜日は三味線のお稽古でした。
師匠とのお稽古は、大体歌舞伎の話から入ります。今月は歌舞伎座でやっている「月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち」のお話。
これは、みなもと太郎さんの漫画「風雲児たち」を三谷幸喜さんが歌舞伎化したものです。
ストーリーは、伊勢の船乗りたちが、江戸の向けて出航したところ、暴風雨に流され8ヶ月漂流、アリューシャン列島のアムチトカ島に漂着。そこからカムチャッカ半島→オホーツク→ヤクーツク→イルクーツク→モスクワ、そしてついにサンクトペテルブルグへ行って女帝エカテリーナに謁見、見事日本へ帰るという・・・・
これ、実話よ!
こんな日本人がいたなんて!1700年代の終わりに!
なんて話で盛り上がっているところへ、師匠の「じゃ、そろそろ弾いてみましょう」の声で我に帰る私。
そうでした。私はお稽古しに来ていたのでした・・・
脳が雑談一色になっとる・・・!
いつものことだけど、ここから演奏に集中するのが大変!
そして、苦手なところでは見事に緊張してしまう!
この緊張を超えるには、相当な練習量と「ここまでやった」感が必要なんだが、今さら言っても遅い状況!
何が言いたいかというと、三谷歌舞伎はおもしろいよということです。ちょっと下品なわんちゃんたちが好きです。
そして、もうちょっと練習しまーす。
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- 猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。
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