備後弁じゃ〜姉の着物

 

お正月は実家で過ごしましたが、実家で何気なくタンスを開けると、小紋やらつけ下げやら、着物が出てくるではありませんか!どうやら亡くなった姉が縫ったものだそうで、

母も私もその存在を忘れていました!

 

では、その時の母の話を備後弁でどうぞ!!

 

 

母「昔は嫁入りにタンス一杯の着物が要りょうた。

 

うちの親も必死になって、きょうだい同じようにそろえてくれたんよ。(母は四人姉妹)でも、全然着んけえ、タンスの肥やしになったゆうてみんな言ょうる。

 

嫁に来たら、婚礼ダンスをあっちの部屋(我が家で一番広い和室)に南向きに並べて、引き出しを開けて、何するんか思うたら、近所の人や親戚がぞろぞろ来て、どうようなん持ってきたか中を見るんじゃ。もー、嫌じゃった。

 

それで、本家のばあさん(私から見て祖母。母の姑)が

「大きい風呂敷がない」

 

言うたけえ、うちの母親がすぐ!すぐに◯家の家紋入りのオレンジの風呂敷を作ってくれたんよ。

 

今はそんな風習なくなったけえ、よかった」

 

 

 

この話、お姉ちゃんもしとったわ。昭和38年に結婚した母と同じことが昭和の終わりにも続いとったのにはびっくりじゃ。

 

姉のお姑さんは実母より10歳も年上で、頭の中は昔の価値観そのままで、お姉ちゃんの苦労が思いやられるわ・・・もう、みんなあの世に行ったけど。

 

その中の小紋だけ東京に連れて帰ったわ🌸🌸🌸

 

 

こんな感じで、ヤフオクで落札した孔雀のハート模様の帯でお出かけ〜。

 

が、相変わらず帯結びがうもうできんで、出かける前に夫が撮った写真を見て大ショック!!

 

襟元は浮いとるし、帯の前側はシワが寄っとるし、、、

 

着付けが大らかだった大正時代の人みたい!!

 

着物はレトロでもええけど、着付けのレトロは情けない😩😩😩

 

羽織とショールで帯を徹底的に隠して出かけたわ・・・カワイイ帯なのに・・・

 

帰ってきたら、帯は帯板から最大5センチずり落ちていました😓着付け、出直します・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。