三味線をまとめて運べる優れ物

月曜日は三味線のお稽古でした〜。

 

お稽古は、先生のお部屋ではなくて、マンションの共有スペースのお部屋でするんですが、先生がガラガラ引っ張ってきたのを見ると・・・

 

三味線立てにコロコロがついて、可動式になっていました!(後でつけたんだって!!)

 

これなら5梃まとめて持って来られる!!

 

感動してしまいました😆

 

そして、練習不足がたたって、お稽古の出来はイマイチでしたが・・・次、頑張りまーす!!

 

もっと鳴れ!マイ三味線

今日は三味線の師匠とのお稽古なので、朝から練習・・・

 

昨日ガッツリ寝たから、三味線が楽しいです💓

 

今日のお稽古は、まず、最近調子のいいマイ三味線を持っていって、調子を整えるコツを教えてもらおう!!

 

どういうことかというと、師匠の方針で、お稽古のときは師匠のうちにある三味線を使わせてもらっているんです。だから、手ぶらで通えるし、師匠の三味線は音も良いし・・・

 

でも、自分の楽器の調子合わせは、いつまでも自信がつかない😅

 

弾く以外は全部師匠がやってくれるのでね。

 

調子合わせは、師匠がやると、お稽古三味線でも天国の音色なのに、素人がやるとダメダメです。

 

よい三味線なら、師匠が合わせると、更によい音になります✨

 

ここを教えてもらいたいので、今日はマイ三味線を持っていきます💕

三味線の音が変わった

三年前、父が亡くなってから縁あってうちに来た三味線、すごく物がいいよと三味線屋のおじさんが言っていたのに、私が弾くと、ボヨンボヨンと聞こえていました。

 

多分、調子がうまく合っていない・・・にしても、耳の奥に何か詰まっているような音。

 

まだ弾きこなせてないな・・・と思って、早三年。

 

最近、やっとこの三味線本来の音(の、何分の1かもしれないが)が聞こえるようになった!

 

その代わり、初めから弾いてたお稽古三味線の音がボヨンボヨンと聞こえるようになった😅

 

何か不思議だなー

三味線、心震える新曲

久しぶりですが、三味線のお話。

しばらくぶらぶらして、「松の緑」なんぞお稽古していましたが、いよいよ次の発表会にかける曲に取りかかりました。

次の曲は、「勧進帳 問答入り」

普段、長唄の発表会でやるやつは、弁慶と冨樫のやりとりが省かれているんですな。この二人のやりとりこそが、勧進帳のカンジンな部分、しゃれているわけではないんですが、

攻める冨樫「お前ら、嘘ついてんじゃねーよ!お尋ね者の一行だろ?」

弁慶「嘘じゃねーよ!俺らはフツーの山伏だっつーの!!」

というやりとりに、観客は手に汗握るというものです・・・本当は、弁慶はどこから見てもお尋ね者の義経一行なんですが。

というわけで、その迫力あるやりとりが入ったのが「勧進帳 問答入り」という曲なんですが、先生がお手本として古い音源を聞かせてくれたのが、

良すぎた!!

唄の芳村伊十郎はもう長唄の神様みたいな人なんですが、三味線も錚々たるメンバーで、

久々に心震えました・・・!!

というか、やはりお手本にする音源は最高峰のものを聞くべきだと再確認!!

伊十郎もいいけど、勧進帳がそもそも大変よくできた楽曲だとも思うわけですが、

ああ、この音源痺れる・・・!!

時間のある時にちょびっと聞くだけでも感動してしまうぅ・・・!!

これ、私がやるんかー。できますかねー。というわけで、お稽古が始まりました!!

師匠の結婚サプライズパーティーに思う

先日、三味線の師匠の結婚サプライズパーティーがあって、私も呼ばれてきました。

こういうの、年齢とともに遠ざかりますね☺️うちは子供は猫だけだし。

若い頃、友人がご祝儀貧乏で弱り切っていたのを親戚のおばちゃんが、「今のうちだけよ、そのうちお葬式しか呼ばれなくなるから」と慰めてくれた話を聞きましたが、おばちゃんは正しかったよー☺️

サプライズパーティーって私も初めてで、幹事さんにおんぶに抱っこのところがあったんですが・・・大成功だった✨

三味線の弟子の有志3人が中心になり、お店選び、式次第、演出もろもろ全部完璧にやってくれました✨

私は、前日LINEで「乾杯のご発声」役だと知って慌てたぐらい・・・ほとんど何もしてませんでした☺️

師匠も、新婦さんも、見事に驚いてくれて、めちゃくちゃ喜んでくれました!!

 

 

幸せそうな二人を見て、参加者一同また幸せになるという・・・🌸

会場となったのは渋谷のセルリアンタワーに近いお店ですが、師匠を初めて見たのがセルリアンタワーの能楽堂でした。

とある役者さんの舞踊の会の三味線を担当していました。今から10年前ですが、そこでお話ししたわけではありません。

そこから2年経って、また同じ役者さんの舞踊の会が赤坂であるわけですが、そのときも三味線を弾いていたのが師匠で、「あの時の人だ」となじみができていたので、そのすぐ後にあった師匠の三味線会に顔を出したのが本格的な始まり。

こんなに長く続いた縁にびっくりです。神様はいろいろな出会いを実にさりげなく用意してくれているものですね。

 

出会いに感謝して、若い二人の幸せを祈った夜でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三味線、4年越しの音

連休後半は、三味線のお稽古で、師匠が我が家へいらっしゃいました☺️

 

本日のメインは、お稽古よりも三味線のお披露目✨4年前に買った三味線をまだ見せていなかったんです😆

 

普段のお稽古は師匠のうちへ行き、師匠の三味線を使っているんですね。

 

この三味線、4年前、いつもの楽器屋さんのご主人が「中古だけど、いい木を使ってますよ」と勧めてくださったんですが、値段もそこそこするし、お稽古三味線は持っているし、「考えておきます、、」とお茶を濁した私。

 

その一週間後、突然父が亡くなり、お葬式でばたばたした後、母が「お父さんのことでお世話になったから」と、私と姉に少しお金をくれました。

 

本当は、父の最期のお世話をしたのは姉で、私は何もしていないんです。ただ、姉だけに渡すのは不憫に思ったそうで(母、ありがとう!)私も姉の何分の一かいただきました。

 

その金額がほぼ三味線の値段で、「そういえばお父さん、三味線の音が好きだったな、これはお父さんの意思だな」と、新しい三味線を迎えたというわけです。

 

右のオレンジの方が最初から使っているお稽古三味線、左が4年前に新たに買ったものです。

 

新しい三味線ですが、家に持って帰って弾いてみると、「あれ?こんな音だったっけ?」と思いましたが、翌日も、その次も、どんどん音が悪くなる。

 

別に不良品だったわけではなく、物がいいから、もう糸の張りから調子から、全部にレベルの高いのを要求してくるんです・・・腕がついていかないというか、

 

三味線を扱う全てがついていかない😅

 

身分不相応にいいお家からお嫁さんをもらったら、こんな気持ちになるんでしょうかねー。

 

それが!

 

あーら不思議〜師匠にかかると、「あれっ!こんなにいい音になってる!!」

 

びっくりでございます〜。かつて三味線屋さんで聞いた音色と同じー!というか、

うちにお嫁入りしてから4年間、一度もこんな音で弾いてあげていません。

 

「いい三味線だから、次はこれで発表会に出ましょう」と励まされました。もう少し扱いに熟練します・・・

 

朝起きたら、また元の変な音になりつつありました・・・ああ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の発表会、着物どうする

 

事前の予報では、発表会の日は午後から雨と、出ていました。

 

着物を着るだけで大変なのに、雨となると、さらに靴やら雨コートやらの準備が必要です。荷物も増えるし、気は使うし、考えてるだけで気が遠くなります、、

 

そもそも、洗える着物を持っていれば雨なんて怖くないはずですが、

あわせの洗える着物は持っていないんですよ。

 

去年の秋に東レのシルック(洗える着物)の反物を買ったんですが、仕立ててないので、反物のままなんです(アホか)

 

すると、夜中に師匠からLINEが入って、

「朝から雨みたいなので、洋服でいいですよ」と。

 

そこで気がついたのが、

今、悩んでいる段取りや手順、それの解決策は、ズバリ着物を着ないことだ!!

着付けやヘアのための1時間30分、帰ってから脱いだり髪を洗ったりする手間、その時間がないだけでありがたい!!

 

それで、さっさと洋服にしました。😄

他の皆さんは、もちろん雨の中でもビシッと和服を着ていらっしゃいました。

 

えらいわー。

 

あわせのシルックも、仕立てておきます、、、

 

それにしても、

着物大好きなのに、着なくていいと思うと心底ほっとするのはなぜかしら??😅

 

着付けもヘアメイクも練習したけど、やっぱりハードル高い、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夜明けて、、、指先の感触

 

発表会前に左手人差し指の爪が取れて、「でも、結構弾けるな」と思っていましたが、大変な間違いでした。

 

今日、改めて三味線弾いてみると、

いてててっ!!糸が肉に食い込む!!

やめてくれ!!痛いんじゃ!!(指先の声)

 

でも、この指で昨日はリハーサルもしたし、本番も弾いたのに・・・

単に、火事場の馬鹿力だったんだな。

 

これが体のフツーの反応だ。痛いよ。

 

体って不思議だなと思うのでした。

 

 

 

ひーっ!爪が!!発表会前の大事件

 

いよいよ発表会を明後日に控えて、今日は準備に抜かりなく、、、

が、夜に大事件が起こりましたのや!!

奥さん、大変や!!

左手の爪がポロッと取れたんですわ!!

 

三味線の糸(弦)は、大体は、指ではなく、爪で押さえています。爪で押さえると、澄んだ高い美しい音が出るんです。だから、三味線弾きは爪を大事にしていて、爪の弱い人はネイルをしたりして、保護しています。男性の三味線弾きはネイルサロンに行くのに奥さんを伴ったりして苦労している話も聞いたことがあります。

 

私も左手の爪は日頃から気をつけていて、伸び過ぎず、短過ぎずのコンディションを心がけています。

 

特に今回は10日前に切って、ちょうどいい伸び具合で当日を迎えるはずが、

何かに引っかかって、丸っと取れてしまいました!!

ふと見ると、指先に、ほぼ取れた状態のものがくっついてた😆

 

残ったのは、深爪状態の爪だけ・・・自分じゃここまで深くしないレベルの・・

 

しかも、取れたばかりで、断面は柔らかく、この状態で糸を押さえるのは痛いだろうな。

 

せめて断面が乾くまで様子を見てもよかったのですが、、、

ちょっと興味津々で弾いてみることにしました。

 

さっき、糸は大体爪で押さえていると書きましたが、場所によっては指先で抑えるところもあるので、深爪で全く弾けなくなったわけではない!

♪   ♪ ♪

うーん、

やっぱり痛いわ・・・😄

 

糸が、爪と肉の間に入って、痛いー!!となるところもあるけど、

90%はいける感じ!!

 

ここ、爪があればよかったのにー!って箇所が数カ所あるんだけど、何とかしよう!

 

いやはや、青春ドラマならここで盛り上がるところですかねー?どうなることやら。

 

最後まで油断できないなと思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

一番難しいことに気がついたお稽古

 

いよいよ発表会が来週に迫っているので、今週末は下ざらえでした。

 

いつも師匠と二人でお稽古していますが、今日は本番さながらに長唄の人がいらっしゃいます!それも二人も!!

 

ああ〜、気分出るーー!!そして、緊張するなあ・・・

 

ともかくも、一回、全員で合わせて弾いてみました!!まあミスはあったが、まとまった感じ?と思ったら、

 

師匠「今日、ずっと俺の弾いてるのが遅れて聞こえたと思うけど、これが本来の速度で、

ちょっとずつ、全体に速かったよ」

 

ええっ!?そうなの??

 

ところどころで、師匠の三味線、遅れてるなーと思ったけど、

何のことはない、私が速かったのか!!

 

気がつかなかった!!

 

呼吸の浅い三味線で、「あら、あの人緊張してる」って丸わかり!!

 

緊張した中で、ゆっくり、たっぷり、間を取って弾くのって、大変・・・これがちゃんとできたら、それはもう緊張してないことになるんじゃ??むずかしーい。

 

でも、最後の最後に一番肝心なことに気づかされたお稽古でした・・・

いよいよ来週日曜です!!