本牧亭の灯は消えず 席亭・石井英子一代記

 

久しぶりの更新なので、ふうちゃんと撮ってみた。

 

「本牧亭の灯は消えず 席亭・石井英子一代記」を読んでいます。

 

講談ファンなら了解済みのこのタイトル、素人には多少説明が必要かと。

 

もちろん私も調べました笑

 

本牧亭(ほんもくてい)というのは、東京で最後に残った講談専用の演芸場の名前です。

 

席亭(せきてい)は、寄席の亭主、つまり寄席の経営者というほどの意味だそう。

 

落語・演芸の世界ではよく言うらしいですが、私は知りませんでした。

 

つまり、このタイトルは、東京で最後に残った講談専用の演芸場の経営者だった女性の一代記ということ。

 

ふー、タイトルだけで説明が多い!!

 

石井英子さんは明治43年(1910)12月15日生まれ。もうすぐお誕生日!!生誕111年だ!

 

実家は鈴本亭という東京屈指の寄席を経営していました。現在の上野にある鈴本演芸場です。

 

三人姉妹の末っ子で、一度は結婚して家を出ますが、結婚して数年でご主人が亡くなってしまいます。その後すぐに父と一緒に演芸場を切り盛りしていたお母さんが急逝したので、子供を連れて実家に戻ることになりました。

 

そして父から本牧亭の経営を任される・・・という流れで席亭になります。

 

この本牧亭、閉場したのが平成2年の1月10日だそうで、ギリギリ私は東京にいたのに惜しかったなあーと今ではちらっと思いますが、当時は演芸場に足が向かなかったなあ。

 

講談を習い始めてからも余り行っていないかも〜。来年はもっと行こう。

 

「本を読むと眠くなるにゃー!」

 

 

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。