何だか面白い清元ワールド

 

三味線や講談のことばかり書いていますが、ひっそりと踊りも続けています笑

 

踊りは、かつてはガシガシ頑張っていたときもありましたが、今は月1回ほど、純粋に楽しむためだけにやっています。(そのせいで上達しないけど・・・😅)

 

今、習っている塩田律先生は、そもそも清元の唄い手さん。(踊りもうま〜い)

 

長唄と清元と何が違うかというと、長唄は歌舞伎の伴奏から出発して、清元は浄瑠璃にルーツがあります。

 

ま、踊っているときは、違いが分からず踊っていたんですが😆

 

それで、せっかく先生が唄い手なんだから、踊りだけじゃなく、唄もやってみようと思いつき、先生も快諾してくださいました☺️

 

清元の中から、「玉屋」という曲なら、昔に踊ったこともあり、耳馴染みもあるので、それをやることになりました。

 

先生が持ってきてくれたのが、清元の教科書とも言うべきこれ!!

中を開けると、古文書、いや「玉屋」の歌詞が。

先生「まず、これを半紙に書き写してください」

私「ええっ!!」

先生「コピーでもいいけど、コピー用紙は舞台でカサカサ言うんですよね」

なるほど、半紙に書き写すのは、清元のお作法みたいなものなんだな。

うわー、お習字久しぶり!!楽しみ😆😆😆

 

半紙や筆ぺんをそろえて、いざ書こうとすると、

 

絶妙のタイミングで、にゃんこ登場!!

教科書を敷いてます・・・

 

やっとふうちゃんを撤去、、、おや?

なんか昔の字づかいだ!!真ん中の行は「あきなふ」と書いてあるようです・・・

「かけ値」。こんな「け」あったのか。「希」が元の字だそうです。

 

「来れば」です。「れ」の元の字は「連」。こんな形になったか。

 

そんなわけで、変体仮名の他にも草書で書かれた文字もあったりして、ネットで調べたりYouTubeで唄を聞いて音を確認したり、

お習字の前に、解読が必要!!

しかし、これすっごい楽しいわ😆😆

 

何か発見した気分の私。

 

お習字は全然進まないですが。

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。