またまた活弁ネタです。
新宿の紀伊国屋ホールで行われた「寄席たいゆう亭」に行ってきました!
これは企画会社「大有」(たいゆう)主催、しゃべり芸のイベントで、活弁は坂本頼光(さかもと・らいこう)、漫談はナオユキ、浪曲は玉川奈々福(たまがわ・ななふく)さん。
そして、注目すべきは、これら演者と周防正行監督の座談会があるという・・・!
たいゆう、考えたな・・・!
いそいそと出かけました。
頼光さん、奈々福さんと、それぞれ、もう若手ナンバーワンのお二人ですが、実際に見るのは初めて。
やはり印象深かったのは頼光さんの活弁ですね。
澤登翠さんが正統派なら、この人は融通むげというか、ラストに自作のアニメーションで活弁をされたのがすごくインパクトあったー。
自分でアニメつくっちゃうんですよ。「サザザさん」という、国民的アニメをブラックにしたような。登場人物もみんなブラックで、下品なんだけど、アナーキーさに笑い転げてしまいました。
いろんな人物出てきますが、モノマネもうまい。
顔もオタクっぽい顔してますが、本当にマニアックなことが好きなんでしょうね。無声映画以外にも活動の幅が広がりそうな感じがしました。
お目当の座談会なんですが、おしゃべり上手がそろった中で、周防監督は物静かなんですね。聴衆の一人になって楽しんでいるというか。「昔から見ていた紀伊国屋ホールにこうやって上がっていること自体が信じられなくて」という素人みたいな発言が印象的でした笑
坂本頼光さんは、「カツベン!」で主演の成田凌さんの活弁指導をされたときのエピソードを話してくれました。40歳の頼光さんと26歳の成田さん、「そこ、もうちょっとクサくやってみてください」と言ったら、成田さんが「え?何かにおうんですか・・・?」と、通じなかったそう。ジェネレーションギャップを感じて、説明に苦労した話をしてくれました。
わたあめみたいなふうちゃんの毛皮
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