zoomでお稽古2 今はこれがいい

zoomのお稽古が終わりました。2時からだったんですが、初めてなので、最初の試行錯誤も含めて、4時間ぐらいお稽古やっていました。

私は新しいものは苦手なのですが、夫が一足先にこのアプリを使ってお稽古をやっていて、いろいろ聞けてよかったです。

空手はともかく・・・音楽のお稽古に使えるんでしょうか・・・ニューヨークの服部まこほどのタイムラグはないでしょうが(←古い)多少はあるでしょう。

アプリをダウンロードして、主催者である師匠からIDとパスワードを教えてもらって、入力すると・・・つながった!

パソコン画面に大きく師匠が映し出され、相手が見ているであろう自分の姿が小さめに出ています。

お互い自宅からなので新鮮です。私は和室で正座していますが、師匠はテーブルで、モダンな感じのお部屋です。

普段のお稽古のときは向かい合ってお互いの撥が見えるようにしているので、パソコンのカメラも動かして、できるだけ撥が見えるように調節します。

次に、1ページほど弾いてみることになりました。ううーん、やっぱり多少ラグがある・・・師匠の唄と私の三味線がいまいち合いません。私の三味線の音がよく聞こえないので、師匠はipadからノートパソコンにチェンジです。

ラグがあるので、師匠の唄に合わせて弾くとか、一緒に弾くとか、普段のお稽古で普通にやっていることができないです。長唄は、間とかタイミングが命で、メトロノームで一定のリズムを刻む音楽とは真逆の世界です。それを教わるのが、従来の方法が使えません。

なので、私が自分の間で弾いて、それを師匠が「ここはこうした方がいい」と説明して、師匠のお手本を聞くというやり方でやってみました。

その間にも画面がときどき固まるというハプニングつき。

そんなこんなで、お昼に始めたのに、終わったら窓の外は暗くなっていました。

完璧じゃないにせよ、何もしないよりずっといい。一人で弾くより師匠の前で弾く方が緊張するのは対面でもzoomでも一緒。週末の外出自粛要請があってから一番充実した時間だったんじゃないかなと思いました。

ふう

ふうちゃんは、ちょっと顔を出して、雰囲気が違うのを察したのか、入ってきませんでした。

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。