初めての沖縄式葬儀〜お通夜はいつ?

義父のお葬式について書いています。

亡くなるまでのお話。

「もう長くないって。1日、2日だって。」

6月第1週にお見舞いに行ってから10日ほどして、沖縄に住む夫の妹から連絡がありました。

「すぐ帰るでしょ?」と夫に言ったら、

「あさって帰ることにしているから、あさって帰る」とのこと。

翌朝帰るものとばかり思っていたので、ちょっと驚き。

「あさってじゃ遅くない?」

「ばたばたしたくないもん。最初決めたとおり、あさってに帰る」

あきれたー。人が生まれるときと亡くなるときに慌てずして、人間いつばたばたするんじゃい。

ああ、あれだな。

夫は今、親が亡くなるという現実を前に怖じけづいているんだな。夫は普段、ばたばたしているのに、自覚がないのか、本人の口からは「ばたばたしたくない」とは一度も聞いたことがない。

それをわざわざ「ばたばたしたくない」と言うのは、相当焦っているんだろうな。

「いいから、さっさと飛行機予約しろー!!」と一喝して、翌日、無事送り出してあげました。いい嫁だわ〜。

義父はその2日後に亡くなりました。

ふう

義父は元地方公務員で、生前、似た業種の私の仕事にも親近感を感じていたのか、いつも「体に気をつけて」「無理しないで」などと言葉をかけてくれていました。

亡くなった時も、私の仕事が一段落してからで、最後まで気を使ってくれたのかなと思います。

さて、私の方も、職場に連絡したりして、沖縄に行く準備もできました。

夫に、あした行けばいい?お通夜はいつ?と聞いたら、はっきりせず、「本葬に来ればいいよ」と。

田舎の冠婚葬祭、長男とその嫁はセットじゃないの??(昭和な私)

後からわかったことですが・・・

自宅で亡くなった義父は葬儀場に移され、親族が本葬の日まで一緒に寝起きします。

その間、親戚やら縁のある人たちが訪れて手を合わせてくれるのですが、その間がずっと通夜となります。

義父の場合、亡くなった日も入れて4日間が通夜でした。長いね〜!!

長い通夜についてはまた詳しく書きます〜。

ふう

爪切りは2週間ごとだにゃ。前脚の爪がすぐ伸びるー。

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。