この日は濃い1日でしたが、駆け足で振り返っています。
そもそも、今回のおさらい会は、「こんな状況下でいかがなものかと」という空気が世間にあり、師匠もそこを気にしていました。
やることよりも、やらない理由の方がたくさんある状態でしたが、
「もう着物も作っちゃったし!」という姉さん格の門弟からの強い要望もあり実現しました。
心強く、ありがたいことです。
新しいおべべが理由とはおちゃらけているようですが、「にも関わらずやりたい」という点では私も一緒。今回のおさらい会は発表者が5名でしたが、同じ思いの人がこれだけいました。
さて、場所ですが、先生の住んでるタワーマンションの28階の最上階にゲストルームがあり、人数も少ないし、三味線の音も大丈夫ということで、そこに決まりました。
会の後にはそのゲストルームでお食事が出ました。腕を振るってくれたのは、以前東京駅にあったフレンチ懐石のお店・福寿園でシェフを務められた秋本さんです。
ゲストルームにはいろんな用途があるものです。
さて、おさらい会ですが、
開始前に一人3、40分かけて最後のお稽古をし、一巡したら始まります。改めて勝四寿(かつしず)さんの唄と三味線を合わせて、最終チェックです。
ちょっと押してから始まったので、午後7時開始!
私の弾く「吉原雀」は、4月の緊急事態宣言下で、リモートでお稽古を始めた思い出の曲です。
余り緊張もせず順調に弾き進んだのですが・・・
私には昔から「8分30秒の壁」があり、これは8分30秒過ぎに集中力が途切れるという困った壁でしたが、
出てきました!今回も。
8割方進んで、最後の最後でやっちゃいました・・・
直前のお稽古でひっかかった場所があり、そこを何とかクリアした後に、ちょっと気が緩んだのもあったようで、一瞬譜面を見失ってしまったんですねー。
よく途切れなかったな〜と思いますが、そこは師匠と勝四寿さんの力量でうまくごまかされたというか・・・
はー、ヒヤヒヤした。そして、悔しい。
ミスったけど、もっと大勢の人に聞いてもらいたかったなーというのもあります。だって1年近くかけてお稽古してたんだもん。恨むよ、コロナ。
いろんな想いの残るおさらい会でありました。
今回は写真が少なくて余りアップできません。
弾いている私の写真を見ると、いつものように猫背で下向いて弾いていました。やっぱり姿勢のいい人が格好いいです。これも次回の課題です〜。
お疲れだにゃ
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- 猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。
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