きょうは三味線のお稽古でした。いつもの劇酒場・忠臣蔵へ。
きょうは「船弁慶」の後半と「鷺娘」ちょこっとだけやりました。
「船弁慶」の基本ストーリーは、主役は義経ですね、義経は平家を滅ぼすという大変な功績を立てたのですが、頼朝との政権闘争に敗れ、都を追われるんです。
ついこの間、凱旋パレードの中心にいた大将が、きょうはお供10人足らずと逃げるように都を後にします。ああ、やるせない。弁慶はお供の筆頭ですね。
前半は静御前との別れも含め、「やるせなさ」がテーマです。
後半は、船に乗って逃げる途中だった義経一行が、平知盛の亡霊に襲われ戦うという話。
亡霊が出てくるときの三味線の描写が凝りに凝っています。三味線のあらゆるテクを総動員。
杵屋勝三郎作曲となっていますが、この人は相当な三味線弾きだったのかな?でないとここまで作り込めないと思うんですが。
もしくは、チーム勝三郎の可能性もあります。
歌舞伎の台本などはチーム制だったと鶴屋南北の伝記で読んだことがありますが、似たことが行われていたのかも。
三味線達者な連中が、よってたかって、わいわいつくっていたのかも・・・
それで後世の凡人が苦労してます・・・
ふうちゃんの「なでて〜」のポーズ。三味線とは関係ないです。
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