お彼岸と草刈り1

 

お彼岸は実家に帰っていました。

 

父が亡くなって百日目の法要とお彼岸を兼ねて、また実家に集合〜。母、姉、姪、私と女ばかり。

 

6月下旬にお葬式があって、7月に2回、お盆、今回と、短期間にこれだけ実家に帰っていたのも珍しい。姉の病気の時もしばしば帰ったけど、あの頃とは若さが違うのか、精神的な疲れを感じます。

 

ともかく、法要関係は今年はこれでラスト〜。ああほっとした。

 

さて、相続関係は片付きましたが、姉が「田んぼが草ボーボーになっとる」と言って、草刈機を買ってきました。

 

見ると、イネ科の雑草がびっしりと大人の背丈ほどに!!

 

母「農協に除草してもらえないかと言いに行ったら、結構高くてね・・」

 

母が農協でもらった料金表を見たら、10アール当たりの金額が、除草は44000円、草を刈っただけでは根っこが残るので耕起が必要で、それがまた44000円、何と、1回88000円のお値段!

 

草取りは年一回では済まないので、最低でも年2回やると176000円!!

 

いっそ草ボーボーのまま放置する?しかし、この44000円は「休耕田」の金額で、あんまり草ボーボーだと、田んぼを維持する意思がないと見なされて、税金が上がってしまうのだとか。

 

それで、姉がちっちゃい草刈機を買って、草刈りを始めたわけです。もっと雑草が小さいうちに刈ればよかったけど、夏は手が回らなかったしねえ。

 

父は、ある年齢から、本業の傍ら、かなり農業を頑張ってやっていました。思えばそれは自分の兄弟が亡くなったころでした。

 

おじさんたちが亡くなって、農業をする人がいなくなってしまった。どうせ自分の田んぼもあるのだからと、30年近く、親戚中の田んぼの面倒を見ていたのです。

 

農家の子供として、雑草だらけにしておけなかったのもあるけど、お金のこともあったんだねえ・・・その後、さっさと田んぼを売り払った本家にも分かってほしかったねと姉と語り合いました。

 

 

 

 

 

 

 

「本家はさっさと田んぼを売っちゃったけど、お父さんの

 

 

 

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。