講談・「もう時間がないから」

 

発表会の打ち上げの席で、友人と話をしているとき、その人は私の講談教室の同期の桜で、始めて間もない頃から台本を書き始めたのですが、

 

もう少し基礎をやらないといけないのは分かっている、ということを言って、

 

その後の言葉が妙に心に残りました。

「でも、もう時間がないから」

 

彼女は自分のことを言ったんだけど、私自身にも納得するものがありました。

 

そんなこともあって、

よし、来年も創作講談やろう!!と思いました。

 

半年後は無理でも、一年後なら形になっているはず!!

 

私が講談を始めたのは、ある本がありまして、その本を講談にしたいから始めたのです。

 

「いやいやー、仕事もあるし」と、ふと引っ込みそうな気持ちが出てくる瞬間もあるんですが、そんなとき、

「でも、もう時間がないから」

って、耳の奥にこだましている〜😆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか大変、ラウンドクロス講談

 

発表会の翌日だというのに、昨日は、秋田旅行の講談のお稽古でした。

 

秋田での紫先生の講談があるのですが、そのとき、弟子たちは、ちょこっとだけ参加させてもらえるんです。

 

どういうのかというと・・・

 

講談の別々の一節を大勢で一斉に読んで、最後はピタッと決める、

名づけてラウンドクロス講談!!(←紫先生が命名)

 

同じ部分なら合唱ですが、別々ですよ!!

 

お互い違う部分を読んで最後はピタッと決めるんです!!

 

「相手の声に惑わされずに、自分のパートを読んでください!!」

 

しかし、自分のパートに没頭し過ぎると、

最後が合わないんです😅

つまり、全体の9割は自分のパートに集中して、最後の一説ぐらいで全体と合わせて同時に終わるという、

結構難しい!!

 

結局相手を聞いてないといけない!しかし聞き過ぎるのもいかん!!

 

そして、

「声が小さいですよ!もっと強調するところをしっかり強調して!」

 

何度も注意されましたー。しかしですねー、今回は男性二人は発表会も出たことない、経験が少ないからとチームにされて、同じところを読むんです。

 

私と、あと女性の先輩一人は別のところを読むので、

男声2と、女声1、女声1という編成

ちょっと部が悪いような・・・

 

聞いている人には男性の声だけが耳に入るかもしれない。

 

もうちょっとキーを下げればいいのかしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発表会、アポロは何とか帰還しました

 

発表会は無事終わりました☺️

 

「何でわざわざ、こんな緊張する場面に自分を置いてるんだろう〜」と思うんですけど、また出ちゃうんですよね〜。

 

「アポロ13号」は、これを講談でやるって面白いな〜と思って、講談仲間のYさんからいただいた題材でした。

 

Yさんのを手直しし、映画からもセリフなど拝借して何とか台本ができました。大変でしたが、

台本を作るのって、こんなに楽しいんだ!!

 

これは今回の一番の収穫でした😆

 

もちろん、紫先生のお力添えも大きく、先生の講談目線のアドバイスがなかったら、全く講談になっていなかったです。

 

私の書いた文章を先生が刈り込み、声に出すことによって、二次元から三次元に、モノクロからカラーに変わるようで、その瞬間は、もう

うおおお!!!

 

というボキャ貧(←今は言わない?)な表現でしか現せません〜。

 

本当に驚きと喜びにあふれる、楽しさいっぱいの作業でした。

 

私の仕事はクリエイティブ系ではなくて、現実的に即して処理していくだけなんですが、物を作る人って幸せだな〜羨ましいな〜と思いました。

 

もちろん大変な部分もあると思いますが😅

 

聞いた人たちも楽しんでいただけたようで、本当にうれしかったです。台本を書いているときは、「これ面白いかな〜?」「ここ、もっと詳しく説明した方がいいのかな〜?」と迷うことだらけでしたから。

 

暗記の段階になっても「このセリフでよかったのかな?」と迷っていました😅

 

時間を作って来ていただいてありがとうございました。また、お声がけいただいた方々にも感謝申し上げます💓💓

 

創作は、また来年もやりたい✨

 

 

 

 

 

 

 

 

講談、時間が過ぎ去っていきます

 

仕事から帰って夕食を食べてから練習するんですが、あっという間に時間がたってしまいます。

 

録画でも撮ろうものなら、姿勢が悪いとか、顔が変とか、張り扇の音が悪いとか、もうチェック項目がたくさんで、

あっという間に1時間半ぐらいたってしまう。

 

時間を忘れて没頭できる、ありがたいことです。

 

楽しいってことよね。

 

これで内容も伴えば・・・発表会の日が近づいている〜😅

 

 

講談・紫先生と行く秋田ツアー

 

日曜日の夕方は、紫先生と、渋谷で講談の練習でした。

 

発表会の二週間後にある「紫先生との秋田ツアー」の練習です。

 

そこで弟子の私たちは、ラウンドクロス講談をやることになっています。

 

ラウンドクロス講談とは、「複数の物語の中の一節(いっせつ)を複数人で掛け合い、言葉をクロスしながら語るという、神田一門独自の講談」

 

私ともう一人の先輩は「赤穂義士」から、他の三人は「真田幸村」から一節を抜き出して読んで、35秒程度です。

 

なかなか合わなくて、何度もやり直しました😅

 

これ、どう聞こえるんだろう?😅😅(雑音か・・・?)

 

今は発表会の方が気になる〜。

 

 

秋田には行ったことないので、すごく楽しみ〜♪

 

講談・着付けの練習〜シルックに思う

発表会に備えて、着付けの練習もしました。

 

今回のお着物✨

 

9月の発表会は、まだ暑い上に、台風も来たりするので、洗えるシルックが大活躍でございます。

こんなに頼れるのに、女性としては、絹の着物の方がテンション上がるのは何ででしょうね??

3月の発表会の方がちと高いのよ。

女って仕方ねーな😆

世の中の着物が全部洗える素材にならない所以でございます☺️☺️

帯は、タンス屋の決算市で買いました😁

演目に合わせて月の柄にしようかと思ったけど、講談の時は帯前しか見えないし、いつか買おう・・・🌙

 

 

 

講談、発表会まで一週間

 

いよいよ来週は講談の発表会です!

 

朝、練習していたら、夫が突然部屋に入ってきて、

 

「張扇の音がウルサイ・・・」

夫、さっきまで起きてたのに、また寝てるんかい!!(歳のせいで変な時間に目が覚めるらしい😅)

 

音が出ないように座卓にタオルしいてたけど、振動が下の階に伝わってうるさいんだとか。

だからって、途中で入ってこなくてもいいのに!!

集中力が途切れてしまった!!

何かもったいない朝でした。

 

アポロ13号・後半のお稽古で感激

 

土曜日は紫先生とのお稽古でした✨

 

前回、6月のお稽古では前半をやったので、1ヶ月後に後半を・・・という段取りでしたが、

そこから全く書けずに1ヶ月以上経過して、

お稽古一週間前に書き始めました・・・

 

何やっとんじゃ!?仕事が忙しかったにしても、どうも筆が進まない・・・

 

理由をよくよく考えると、

 

後半はいよいよ宇宙で苦労して、ああなって、こうなって、奇跡的に帰還するんですが、

ここでいっちょ感動させてやろうという、

変な欲が出てきてたんですね!!😆😄

逆に言うと、全然感動しない物語になったらどうしようという恐れがあって。

 

宇宙で大事故が起きて生還しただけで最初から感動しかない!それなのに、

 

わざわざ感動させてやろうなんて、、、

 

元々おいしい素材を「おいしくつくってやろう」って一人で意気込んでるようなもの。

 

おいしいか、おいしくないかは、食べる人の胃袋の状態もあるし、第一、今の自分にはテクニックは、ない。

 

そう開き思って、やっと書き始めたのがお稽古の一週間前。遅いわ〜。

 

そして、何とか書き終えて、紫先生とのお稽古に臨みました!!

 

後半を一読した後、先生が声に出して読まれたり、場面ごとに文章を直したり、「ここにジェスチャーを入れましょう」とアドバイスがあるんですが。

もう、この時間だけで「アポロやっててよかった!!」っていうぐらい感動!!

 

自分の書いた拙いセリフが講談になって、プロの口から語られるって、本当に贅沢なことで、感激するんですよ!!

そして、

先生が「ここはカットしましょう」とか

「この文章はこうした方が分かりやすいですよ」とおっしゃられるのが、

全部的確!!

また、不思議なことに、

最初、頭にスッと浮かんできた文章よりも、

書くのに苦しんだところ、後からつけ足したところはカットされるという、

何で分かるの!?

 

原稿に向かって何も書けないときは、「フツーに原稿がある講談の方がよかったかなー」と思ったんですが、この感動を味わってしまうと、

また原稿書こうかな?と思っちゃいます😆😆😆

 

済みません、一人で感動して・・・でもアポロは感動的なお話でございますよ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アポロ13号でストレッチ

 

昨夜、ふと目が覚めて、「ああ、エアコン切れた・・・」と、横を向うとしたら、

いててっ!!

首が痛い〜!反対側を向いても痛い!!

 

金縛りか!?

 

いえ、今週、私は仕事から帰って1時間、「アポロ13号」の台本を書いているんですが、ええ、

 

まだ完成してないんですよ〜、後半を書いてまして〜。

 

仕事プラス残業(アポロ)で、体が黄信号を出している!!

 

たった1時間の残業でも、体は正直に「ストレッチしてよ」と言っているわけですね。

 

はい、真夜中にゆる体操やらストレッチをしました。おかげで今朝は普通・・・

 

土曜日(29日)は、紫先生とのお稽古です。そろそろ、発表会に本当にこれを出すのか、結論を出す日が近づいてきました。

 

前半とラストは割と楽に書けるんですが、宇宙であーしてこーしてとなると、途端に筆が鈍るのは何なんでしょう。分からんけど、もう書くしかない。

 

アポロ13号を聞かせてみる

 

寒い朝ですね〜、ブルブル。もうすぐ連休だってのに。

 

ところで、昨日は踊りのお稽古の日でした。細々と踊りのお稽古も続けています。

 

今の踊りの先生は、踊るだけじゃなくて、創作もできる人で、割と舞台の構成とか、ちょっとした脚本を書いた経験のある人なので、

 

アポロ13号の最初の5分を聞かせてみました。(踊りはどこ行った)

 

すると、

 

やはり、う〜ん・・・という反応が返ってきて、、、

 

この人物は、後で重要になるの?このエピソードは何を意図しているの?この展開だと、意図したとおりに受け止められませんよと、ごもっともなご意見で・・・

 

そう、この先生に聞かせたのは、

 

そもそもこういう意見を聞きたかった。

 

やっぱり思いつきのネタを入れると、よくないなあ・・・

 

という、当たり前のことに思い至りまして、

連休中にもうちょっと手直ししようと思いました。

 

アポロ13号はまだまだ続く〜。