涼しくなって、大分秋らしくなったにゃ。
お母さんの帰りが遅いと思ったら、卓球大会があったみたいだにゃ。
帰ってきたお母さんは、ふうちゃんが出迎えてもいつもほど喜ばず、さっさと横になって、
「あーあ、負けちゃった・・・」
がっかり、しょんぼりしてるんだにゃ。
2回戦敗退だって。
対戦相手は経験者で、お母さんはその相手に一点も取れなかったって。
切ないにゃー。
「おまけにあたしより若くてかわいい。その上卓球まで強いなんて、不公平じゃない!?」
お母さんのポイントはそこか!我が飼い主ながらずれてる気もするけど、仕方ないにゃ。
「卓球を続けるか、どうしようか・・・」
憤った後は、卓球を続けるかどうか悩んでるんだにゃ。
お母さんは、幾つになってもネズミを見つけるとまっしぐらになってしまう自分に呆れている。
周囲の大猫(人間とも言う)は、「もう若い猫みたいにネズミ捕りしなくていい」とか「そもそもネズミに興味がなくなった」と言うのが大多数で、100年近い寿命を生きる大猫にとって、それはそれで穏やかな心境らしい。
ふうちゃんは、死ぬまで獲物を狙うにゃ。それは猫だからにゃ。実のところ、ふうちゃんは狩りが下手なんだけど、それとこれとは別なんだにゃ。
お母さんはもう寝ちゃった。よく寝てからまた決めればいいにゃ。
ー卓球大会も終わって、夏も終わりましたー
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- 猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。
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