「挺」の字見つけた

三味線は、一挺、二挺と数えます。

三味線が一人で、唄が一人のときは「一挺一枚」といいます。新年会は、私と師匠の二人が弾いて、杵屋勝四寿さんが唄ってくださるので、「二挺一枚」、ちょっと通っぽい言い方ですね?枚は座布団なのかな?

三味線を始めてから「挺」の字に敏感になったような。

おや、ヤフーニュースの中に「挺」の字を発見!

「挺住武漢」

三味線とは関係ないみたいですが・・・

「挺住」って、中国語で「頑張れ」という意味だそうです。

中国語の「頑張れ」は「加油」が有名ですが、これはどちらかというと「フレー!フレー!」というかけ声的なニュアンスで、「挺住」は、へこたれるな、持ちこたえよという意味とか。

相手は崩れそうになっている。そのまま崩れてしまわないでという、相手の困難、悲痛を理解している人の言葉と解説が。

中国語、深いな・・・。

スポーツ、試験に行くこと、チャレンジ、困難の中で奮闘している人、病気の人、災害に遭った人・・・日本語では全部「頑張れ」と言っています。

日本人自身「頑張れ」を使い過ぎて、ちょっとうんざりしているけど、「へこたれないで、持ちこたえてね」なんてわざわざ言われたら、何て答えればいいのか、ちょっと重い。

それでつい「頑張ってね」と言ってしまうのかな。

もともと「挺」の字は、ぴんと伸ばす、真っすぐにするという意味と、無理して我慢する、頑張るの意味があり、そこから来たみたい。

ちょっとお勉強になりました。

イベントが次々中止になって、何となく暗いムードが立ち込めています。日本もそろそろ人ごとではなくなってきたのかな。

脳天気な締めで済みません。関係者の皆様は挺住!

私も新年会も頑張るよん。(やっぱり便利な言葉だ)

ふう

けさはお母さんの布団に来てくれませんでした・・。

 

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。