調子合わせ(調弦)のコツとはな

日曜日は三味線のお稽古でした。zoomを使ったオンライン稽古も三回目となりました。

対面稽古ができなくなって真っ先に頭に浮かんだのは、「三味線の調弦は・・・」でした。

一人でお稽古しているときはもちろん自分で調弦しますが、師匠とのお稽古では師匠が調弦してくれます。

これが!まあ!!楽器って、調弦によってこんなに違うんですね!という見本のような、私のは中古の三味線ですが、すばらしくいい音に仕上がるんですよ、師匠の手にかかると。

三味線のサワリ、独特の「ビーーン」という音の響き、ゆらぎの部分ですが、三味線はサワリが命。悲しいことに、一人じゃなかなか簡単にできないんです。

三味線は途中で調子変えというのがあって、本調子を基本に、二の糸を高くする二上がり、三の糸を低くする三下がりとか、これをやっているとどんどんずれていって、何弾いてるかわからなくなるんです笑

今ではごまかしながら?調弦する方法を身につけましたが、ちょっと厳密ではないなーと自分でも思っていて、それで、オンライン稽古になったら自分で調弦した三味線を弾かないといけない、師匠が調弦した方が音がいいのになーと残念に思ったわけです。

前回までは、師匠の指示どおりに「一の糸をもうちょっと上げて」とか「三の糸を気持ち下げて」とやっていたわけですが、今回はちょっとコツを教えてもらいました〜!

「まず一の糸を基本に、二の糸を動かすときも一の糸を弾いてから二の糸を弾いてください。三の糸を動かすときも一をまず弾いてから三の糸を弾いてください」

なるほど!!こうやると、どんどんずれていくことがなくなるそうです。

今この時点で教えてもらっているということは・・・そろそろ調弦について考えながらやってみようということかしら?今までみたいに、一人のときはテキトーに、師匠といるときは師匠に頼っていたやり方じゃなくて・・・ということでしょうか??でしょうね。

ズーム

ふうちゃんとzoomでお稽古中〜。

「もしもーし、聞こえるかにゃ?オッケーだにゃ?

じゃ、さらったところまで弾いてみてにゃ!」

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。