しょんぼりした朝

ふうちゃん、けさも6時前に起こしてくれました。

身支度を整えてリビングに行くと、夫がいました。いつも寝ている時間帯なんですが、どうやら明け方の地震で目が覚めたまんまらしい。

「にゃ〜ん」

ふうちゃんは夫の姿を見るとちゅーるがもらえると思って、甘い声で鳴きます。

夫「ふうちゃん、ちゅーるほしいの?」

ふう「にゃ〜ん」

夫「ちゅーる?」

ふう「・・・(お目々きらきら)」

夫「ほしいのー?」

ふう「にゃ〜ん(きらきらー!)」

「だめだめ!朝からだめ!いつもあげてない時間だし、ふうちゃんは食べたらすぐ寝るし!」水を差す私。

お正月休みやらで長く夫と過ごしてみると、夫、しょっちゅうちゅーるをあげているんですよ、ふうちゃんの歓心を買いたい一心で・・・でもそれがふうちゃんの健康や寿命にかかわると思うと、喜んでいられません。

よく遊んでくれるんですが、ふうちゃんの今のわがままボディをつくった張本人だと思うと、夫はバカなんじゃないでしょうか。

私の剣幕に押されて、すごすご寝室へ退場する夫。

そしてふうちゃんもベッドで寝始めてしまいました。いつものご飯はお皿に入れたけど、何も食べずに、お母さんに背を向けて・・・

ふう

がっかりだにゃー

 

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。