見習うところの多いお稽古生

 

長〜いふうちゃん。

 

そういえば、今年に入ってゆる体操に行っていない・・・体にいいと分かっているのに。

 

うちの道場も登録しているのは10名を超えていますが、常時お稽古しているのは数人です。皆さん仕事が忙しかったり、体調がすぐれなかったりして。

 

なかなか続けるのは難しいものです。

 

その中でダントツのお稽古回数を誇るのは、60代のTさん!!

 

毎週日曜日の午後、必ずお稽古を入れています。

 

沖縄の伝統空手は型を重視するタイプの空手なので、体格、年齢、体力を誰かと競う必要もなく、年齢を重ねてもお稽古ができます。

 

Tさんはずっと会社経営をされていて、そちらは既に息子さんに譲ったものの、まだ全国を回ってお仕事をされています。

 

Tさんの行動を見ていると、何が自分にとって最良か考え、さっさと行動に移すという経営にも通じるものがあるような。

 

まず、人数が多くてごった返していた東京本部からうちへ移籍され、団体稽古ではなく、ずっと個人稽古をしています。

 

人が多いということは、人間関係含め自分のペースでできないということです。

 

また、初心者だったTさんには、なかなか指導者の目が届かない。

 

それで、ちょうどがらがらだった笑うちに来た。

 

空手の教室は団体稽古が主流なんですが、マンツーマンの方が細かく、何度でも教えてもらえます。

 

団体稽古は、金額的な問題もありますが、子供とか稽古を週に何度もできる環境ならいいですが、大人から始めるならマンツーマンが効果が大きいと思います。

 

こうやって書くと当たり前みたいですが、普通の人は、移籍するところからしてできません。

 

去年も今年も、コロナ何するものぞ、右往左往する人たちを尻目に、Tさんは淡々とお稽古を続けています。

 

人生の先輩として見習うところの多いTさん、ぜひ黒帯になってほしい!!

 

反対側から見たふうちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。