最近、杵屋栄之丞門下では、みんなチンチリレンを練習しています。
これは長唄「娘道成寺」の中にある三味線だけの部分で、基本は2分ちょっとと決して長くないですが、スピード感にあふれ、大変印象的なフレーズが出てきて、「これ何だろう?格好いい!弾きたい!」と思わせるだけの魅力のある曲です。チンチリレン目当てに入門してくる人もいるほど。
そして、いろんな弾き方が出てくるので、これ一曲弾けるようになるとかなり手が回るようになるというおまけつき。
一人で弾いてもいいけど、大勢で弾いても楽しい。
邦楽は指揮者がいないので、お互いの弾き方を合わせながら一曲を進めていきます。誰かスピードを上げたら周りはついて行き、その後自分もフォローしてもらう。何だかとても日本人だなあ。
いかに間をとりながらスピードを上げるかが課題で、スピードを出すためにはよどみなく弾かないといけないし。
目標は1分45秒で弾き切ることですが、今は2分30秒ぐらいです。
とりあえず1日20回練習してみて!と師匠に言われて、張り切って20回頑張ってみたんですが、翌朝は腕の調子がいまいちだった・・・気持ちに体がついていかない年代なのでした。
疲れたら腕を楽にするにゃー。こーんな感じで脱力だにゃ。
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