ふうちゃんのおててがグローブみたい。かわいいのぉ。
講談の発表会が終わって、久しぶりに三味線のお稽古をした日のこと。
三味線を弾いていたら・・・ビシ!!
うお〜、三の糸が切れた!!
かなりショック!!この間替えたばかりなのに!
切れた場所は駒のところ。三味線の糸の下にあるのが駒。(写真の糸は切れていません)
実は駒には小さな溝があって、糸がずれないようになっています。
その溝が鋭いと、糸に力がかかったときに切れてしまうそうで、これを「駒切れ」というとネットにありました。ここで糸が切れると、切れた部分はかなり短いので確かに「コマ切れ」だ笑
対策としては、駒を2、3回糸の上で滑らせるそうな。そんなんで効果あるのか?
駒のあたりで切れても、糸巻きにはまだ糸が巻かれて残っているので、全部取り替える必要がなくてよかった・・・。
それにしても、弾き始めた途端に切れてびっくりした。まるで三味線に「今まで何やってたの!」と怒られたような。
講談もあったし〜、大体一週間もほっておいたわけじゃないんだけど〜(言い訳)
「誰が弾くことになるか、行き先は楽器が決める」とは、この楽器を買うときに誰かから言われた言葉ですが、世の中には、楽器があたかも人格を持っているかのような言い方がありますね。
霊感の鋭い友人は、「私は@@を弾きたかったんだけど、楽器屋さんに行ってそれを持ったら全く歓迎されていないと分かって、もう弾くのは諦めました」と言っていました。ほんまか!
もしも性格があるなら、この三味線は結構はっきり物を言うタチかもしれないなあと思わせる出来事でした。
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