沖縄行きがなくなって、歌舞伎座にGoToした話

3月以来、公演中止が続いていた歌舞伎座ですが、8月1日から再開されたので、早速行ってきました!!

座席の間隔、換気、消毒、公演時間の短縮など、感染対策がされています。

そもそも私・・・

8月第一週は義父の四十九日で沖縄に行くつもりでしたが、急遽なくなっちゃいました!

「どうしよう、母親が、あんたたち本当に来るの?って言っているよ」

夫にそう言われたのが先週金曜日の夜・・・

今さら言われてもねー、もう四十九日と夏休み合わせて職場に届けた後だしねー。

いやー、私もちょっと危ないかなーと思ってたけど、そこはほら昭和の嫁の尻尾がまだついているせいか、自分から言い出すのはまずいかなーと思ってたわけよ。

「じゃ、やめよう」あっさり決めました。

「今まで居酒屋やライブで感染した人たちは、少なくともその時間は楽しんでいた。やばいかもと言いながら、おいしいお酒、楽しい音楽を楽しんでいた。

でも、私たちには、もうビクついた気持ちがある。

危ないとあれだけ宣伝している沖縄にビクビク行って、やっぱり感染しました・・・それって、結局その場も楽しんでいないし、感染しちゃってるし、一番バカじゃない?」

ということにしました。

急にひまになった私たち・・・

そうだ!歌舞伎座に行こう!!ってことで、午後7時開演の第4部「与話情浮名横櫛(よわなさけ・うきなのよこぐし)へGo!

冒頭は全員に配られた筋書きです。

いつもは立派な表紙にカラー写真が載った筋書きを買っていたわけですが、一幕1時間しかなくて入れ替え制なので、簡単なものになっていました。イヤホンガイドもなし。この仕事をしている人もいるんだろうけど・・・

実は、三味線の師匠のお父さんが第4部の黒御簾で弾いているんですね。顔は見えないけど、頑張れー。

座席は一人おきに座り、私と夫の間も座席が一つありました。「荷物置き場ができてうれしい〜」と思ったら、ベルトがかけられていて物が置けなくなっていました笑

前の人とは互い違いに座っているので、「前に座高の高いヤツが来て全然見ええん!」ということもありません。ありがたや。

いつも本筋と関係ないところは意識が飛ぶ私も、しっかり集中。

「中車(香川照之)サンは、半沢に出てるときは半分歌舞伎で、歌舞伎やってるときは半分、半沢なんだなー」

と夫が言っていました笑

あの人は人生のストーリーが歌舞伎だからいいの!

全体、何かテスト運転みたいな感じだけど、それも新鮮で面白かった。

ふう

沖縄行きがなくなって一番喜んだふうちゃん。よかったにゃー。

 

 

 

 

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。