ふうちゃんは窓際で日向ぼっこ〜。
きょうは伊勢丹の初売りセールへ行ってきました。
いつもなら田舎に帰っているので、二日はコタツでゴロゴロしているか、健康のために田んぼのあぜ道を歩いたり。
正月からデパートに行くなんて、都会の人みたいじゃないですか!
年末に試着したダウンコートがお目当てです。安くなってるかなー?
行ってみると、
うおお〜ー、コロナ禍でも女の戦いが始まってる!!初日から来るやつはやる気満々だ!!(自分も含め)
そして、ダウンのコーナーには、私のダウンがない。(気分はもう自分のもの)
「あ、あれはセールじゃないんで、裏の方にあるんです〜」とお店の人。
ええっ!!何のために頑張って来たんだか・・・早く言ってよ〜。
セール中のはイマイチだったので、結局定価で買いました。
あわよくば安く買えるかなーと思っていたので、損したような?
午後から歌舞伎座に行きました〜。もちろんおニューのダウンを着て。
三味線の師匠が黒御簾で弾いている関係で、第二部を見ました。
11月に見たときは、四部制で、1時間ごとに入れ替えをするのであっという間に終わってしまいましたが、今月から三部制。2時間の上演です。
ま、それでも以前のに比べるとだいぶ早く終わります。
第二部その1は、11月に亡くなった坂田藤十郎さんを偲んだ演目「夕霧名残の正月」です。
ご子息の鴈治郎さん、扇雀さんによる舞踊。(親子だったんですねー、梨園の親戚関係に疎い私は後から気がつきました)
亡くなった名妓の夕霧(扇雀)、彼女を偲んで涙する伊左衛門(鴈治郎)の夢枕に夕霧が現れ、二人で美しく舞います・・・。
夢幻能を思わせる展開ですが、こちらも意識がふわふわ〜と、、いかんいかん、伊勢丹の疲れか?グッとこらえます。
15分休憩の後は、「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」。
忠臣蔵は、今講談で3月の発表会に向けてお稽古しているので、親しみのある演目です。
とはいえ、忠臣蔵は、日本人に長く愛されて来たがゆえにスピンアウトしたストーリーも多く、歌舞伎、講談でもまだ知らない話の方が多いです。
有名な「勘平・おかる」のカップル、勘平はまだ「萱野三平」という人がモデルになったと言われていますが、おかるは完全に創作のようです。
とはいえ、男ばっかりの忠臣蔵、女といえば「誰々の妻」しか出てきませんが、「おかる」は唯一の若い女性代表です。
代表らしく、刃傷事件のときには逢い引き(若くて奔放)、愛する男のために身を売る(一途な女)、遊女になって大石内蔵助に会う(出世)と、一人で何役もこなす忙しさ。
そして、自分の運命を呪わず、むしろ楽しんでいる様子が、ちょっと湿っぽい忠臣蔵に明るさを与えています。
これだけ忠臣蔵について語れるようになった私ですが・・・膝の上のダウンももポカポカと・・・
私は赤ん坊のころからよく寝る子で、手がかからなかったと母には大変感謝されていました。
その長所は歌舞伎座でも遺憾なく発揮され・・・行くと必ず寝てしまうのです。
さすがに1時間交代制では大丈夫でしたが、倍の2時間になったらこのザマです。
いやー、歌舞伎を見ると、着物の色合わせの参考になりますねー(フォローになっていますでしょうか??)
その後、家に帰って休んでいたら、夫が「Eテレで歌舞伎やってるよ」と言うので見てみたら、何と本日の第三部が生中継されているじゃないですか!!第二部もダイジェスト版になってる!!
お正月にこんなのやってたの知らなかったなー。
そんなこんなで二日目も終わりました。
これからお稽古するか・・・(夜11時過ぎ)
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- 猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。
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