立派な三味線に足りなかったもの

 

今日はいよいよオリンピック開会式!

 

なぜか夫から「ベランダで一緒にブルーインパルスを見よう」と誘われました。えー、暑いし、面倒くさい、とは言えないし。

 

さて、新しい三味線。「どこに出しても恥ずかしくない三味線ですよ」と楽器屋さんのお墨付きですが、

 

問題は私の腕だけ・・・笑

 

躊躇した理由の一つに、そんないいものを自分なんかが弾いていいの?本当に生かせるの?があった。

 

しかし、何かの巡り合わせで私の元に来たからには、弾くしかなーい。

 

で、最初のお稽古・・・あれ?譜尺シールが貼ってない?

 

↑これ。数字を押さえれば勘所がすぐわかる。初心者には心強い。

 

そうか・・・!この三味線を弾く人は手元なんて見ない前提か!!

 

始めてもう5年になるのに、ついつい譜尺シールを見てしまう私・・・見るまいと思うけど、勘所が大きく移動するときはやっぱり見てしまう。

 

ネットで見てると、常磐津齋櫻(ときわず・さいおう)先生なんか譜尺シールについて厳しいことを言っておられます。「シールをはがして音が不安定になったとしたら、それは本来の実力が出ただけのこと」と。

 

そうですね、おっしゃるとおりです、はい・・・。

 

もう長いですからね、やってみますよ。一応努力はね。

 

手前が譜尺シールのついた初代。まだお世話になる?

 

なるほど、シールない方が格好いいですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者プロフィール

古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。