突然!なぎなた体験

 

天気のいいお休みの日・・・陽気に誘われたわけではないけど、かねて気になっていた、なぎなたを習いに行きました!

 

何でなぎなたか?と言うと、

 

前からなぎなたをやろうと思っていた・・・

 

なぎなたで体力をつけたいと思っていた・・・

 

原宿を歩いていたら、なぎなた連盟にスカウトされた・・・

 

というのでは全然なくて笑

 

今度、講談の発表会で「巴御前」をやるんですが、巴はなぎなたの名手!なぎなたで並み居る武将をバッタバッタと倒していく!というお話ですが・・・

 

私自身は、なぎなたを一回もやったこともないし、当然触ったこともないです!

 

当然、知らなくても講談はできるんですが、そこは昔読み込んだ「ガラスの仮面」の影響で、役作りしたくなるんですー!

 

主人公マヤは、ヘレン・ケラーの演技のために、目と耳を塞いで、緊急事態でも口もきかず、文明生活も捨てて、山荘にこもってましたよねー。お人形の役をもらったら、ヨロイみたいなコルセット(月影先生作?)をつけてお稽古してたし、足の不自由な役だったら、片足をロープで縛って、気が済むまで階段を上り下りしてましたよね。

 

というわけで、私も「巴御前」のお稽古が佳境に入ってきた今、なぎなたをやってみたくなったわけです。

 

ネットで調べて、住んでる区にサークルがあったので、今朝「見学に行きたいんです」とメールして、返信は来てなかったけど、お昼には現地に押しかけてしまいました。(迷惑な人・・・)

 

そんな中、親切に対応してくださった、なぎなた連盟の皆さんには本当に感謝です。

 

初めてやった感想ですが、なぎなたそのものには「すごく面白い!」とも「すごくつまらん!」とも思いませんでした。「ああ、そうかそうか。人生の経験が増えたかな」ぐらい。

 

ただ、「これで巴御前に1センチでも1ミリでも近づいた!」と思いましたねー。

 

いつも読んでる台本、巴の動き、言葉の一つ一つに、ちょびっとだけど、色がついたような気がしました。言葉が、ただの音から、自分の体験がくっついたものになったような。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。