陽性になって後悔したこと３つ

 

たられば劇場の途中ですが・・・コロナ陽性になってしまいました！！

 

８月５日までの長い夏休み、いや自宅療養をすることになりました。

 

といっても、どこで感染したのかよく分からないんです。会食もしてないし。ただ、体がつらいのが常態化していて、繁忙期が過ぎたので徐々に体もよくなるだろう・・・と思っていたのが、実は免疫は相当下がっていて、ウイルスの付け入る隙を与えたのではと。

 

１日目

雨の日、朝から体が重だるくて、「休みたい！でも仕事に行ったら治るかも」と行ったら、やっぱり辛くて、午後から熱も出てきたので、仕事を切り上げて家に帰って測ったら３９度台。

 

ああ、これは・・・と思いましたね。

 

翌朝も３９度台が続いていましたが、朝一でかかりつけ医（と自分が勝手に思っている近所のクリニック）に電話したら、「うちは発熱外来はやっていません」と。たしか数年前はやっていたのに。ここから発熱外来を探すネットの旅が始まる〜。（こういうとき、事前に準備するタイプではないので、ゼロからのスタートとなります、自慢できない）

 

東京都が相談窓口の電話をたくさん設けていますが、話し中だったり担当が違うと言われたり、意識朦朧とした中でやっているので、２、３箇所かけただけで、どこにかけたか分からなくなり、これらの窓口を当てにするのはやめました。

 

PCR検査だけやっているところもありましたが、やっと近所に一つ発熱外来をやっているところがありました！しかし、「今日の予約分は終わりました」と言われて翌日に回されましたが、あっただけで奇跡だと思うことにしました。それに、検索を長くやる気力もありませんでした。職場との連絡だけでもクタクタだったし。

 

２日目はずっと３９度台でした。

 

そして３日目の今日・・・熱は３７度台後半でしたが、３９度台からすると体が楽な錯覚が。ふと、着替えようと鏡を見ると、「ひーっ・・！」そこには、見たことないほどやつれた自分が！ばあさんだ、こりゃ！子供の時、「丑三つ時に櫛をくわえてトイレの鏡の前に立つと１０年後の自分の姿が見える」って肝試しネタがあったけど、朝から肝を凍らせました。

 

なっちまったものは仕方ないけど、この時初めて、余分な病気はするものじゃないなって思ったね・・・自分をわざわざババァに仕立ててしまって、これが後悔その１でございます。

 

確定判決を受ける犯罪者みたいに、とぼとぼクリニックへ歩いていきました。

 

「ずっと寝て臭いかな？髪はベトベトだけど恥ずかしいな」と最初思ってたけど、発熱外来は先生や看護師に会わないようになっていて、余計な心配必要なかった。誰もいない診察室のテーブルに体温計とパルスオキシメーターが置いてあって、自分で測って、先生とは無線？で話す。先生は抗原検査の時だけ防護服を着て登場。

 

この抗原検査が、私が２つ目に後悔したことで、棒を鼻の穴に突っ込んでグリグリするやつ。「１０秒ほどやります」って、一瞬でもつらいのに、うわあああ！ってぐらい、すごーく長く感じました。

 

これ、「地獄の責め苦メニュー」の中に入っていそう。棍棒を振り回したりする肉体派の鬼ばかりじゃないだろうから、小鬼向き。人間の顔に張り付いて、鼻に棒を突っ込んでグリグリ。

 

そして、検査結果はすぐ出ました。「陽性でした！」その雰囲気が何か「大当たり！」みたいでおかしかった。

 

ところで、私はてっきりPCRをやるのかと思っていたら抗原検査でしたが、両者の違いは何？

 

薬は後ほど薬局の方が配達してくれました。カロナールと喉の薬。本当に、医療の方の献身には頭が下がります。

 

さて、濃厚接触者の夫ですが、最初、心配というより「何でかかったの！」という怒りをあらわにしてました。まあ、道場の経営もあるので、そりゃそうですが。でも、高熱を出しているときは、もうちょっといたわってほしかったなー。やってることは一人暮らしと変わらないし、文句言われないだけ一人暮らしの方がマシじゃないかとさえ思いました。こんな発見、しなくてよかった。３つ目の後悔です。

 

皆様もご自愛ください。

 

ふうちゃんは元気です！