最近、カラオケにはまっています♪
コロナ明けの久しぶりの出勤の朝、4時に目が覚めてしまい、やることないのでYouTubeを見ていました。
見ていたのは、アルフィーの坂崎幸之助さんのギター講座。ビートルズサウンドのアコースティックギター部分を解説してくれていました。
私は中高生の頃アルフィーの大ファン。アルフィーの曲はもちろん、「僕らはこんな音楽を聞いてました」と紹介されたビートルズやサイモン&ガーファンクル、ビージーズ、和洋いろいろ聞いていました。
アルフィーは、高見沢さんのエレキギターと坂崎さんのアコースティックギターのバランスが面白いんですが、私は坂崎さんの生ギターの音が大好きでしたね。
生ギターは音量に限界があるんですが、そこが人間ぽくて好きでした。坂崎さんは当時もラジオでギター講座をやっていましたが、ギターのことなんて分からないのに楽しく聞いていました。この辺が今の三味線につながっているようで、人生の不思議さを感じます。
それで話を戻すと、早く目が覚めたので、坂崎さんのビートルズのギター解説の動画をぼんやり見ていたんです。「Across the Universe」のイントロの説明をしていて、歌もちょこっと歌って「ああ、本当にきれいな曲だなー」とうっとりして、ふと思いました。
「この曲、散々聞いたけど、私は一度も歌おうと思ったことなかったな、何でだろう」
と思っただけで、もう私の頭の中にはマイクを持って「Across the Universe」を歌っている自分が見える笑
ちょっと探したら、歌のレッスン動画もたくさんある!何回か練習したらいい時間になったので仕事に行きましたが、その日は久しぶりの出勤で疲れていたのに、ウン十年ぶりにカラオケ店へ行きました。一人で行くのは生まれて初めて!
そこから3日連続一人カラオケ♪さすがに声が枯れてきたのと台風で今日は休んだ笑
お部屋に入ると「そんなヒロシに騙されて」「メリーアン」「星空のディスタンス」「ギンギラギンにさりげなく」とか懐メロを入れまくって、6曲目ぐらいにやっと「Across the Universe」を歌うという。
人の体は3ヶ月ぐらいで細胞が入れ替わるそうで、当然、これを聞いていた頃の細胞は全て入れ替わっているわけです。でも、心の中には、「ザ・ベストテン」が大好きだった中学生の私がいる。コンサートで3時間ぴょんぴょん跳ねても足りなかった高校生の私がいる。
その構造は、ミルフィーユみたいに、子供時代から大人に、下から上に積み重なっているのか。木の年輪みたいな形か。一つの織物のようなのか。
昔の自分が今の自分にエネルギーを送ってくれているのは確かで、今は10代なんだと脳に錯覚を起こさせて、たった一人なのに、ぴょんぴょん飛んで、踊らせています。
これも体の自然治癒力の一つなんでしょうかね。カラオケに行こうなんて思ったこともなかったのに。カラオケに行くと確実にテンション上がって、元気になっています。
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- 猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。
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