発表会が終わったにゃ・2

 

発表会の続きです。

 

会場は、台風による湿気のせいで三味線の音が響かなくなるのでエアコンが強く入って、洋服の私は寒い。毛布を借りておにぎりの海苔みたいにずっと巻いていましたが、出番も近いので肩回しをしたり、また巻いたり。

 

いよいよ私の番が来ました。「楠公」

 

幕三重から後半のイントロ。

 

 

録音を聞くと、師匠に何度も指摘された「間を取る」、できたところもあるけど、全体にせいていますね💦自分ではちゃんとしたつもりが、焦っているんでしょうね。本番では遅く感じるぐらい間を取ってフツーなんだな。

 

八割くらい弾いたところで、「暗譜した部分、結構覚えてるな」と思った瞬間、乱れてしまいました笑

 

何とか終わりました・・・ほっとしたのと、しばらくこの曲を弾くことはないんだなーという寂しさを感じました。

 

ここまでは前回と同じメンバーですが、次は、今回新たに加わった新星、K君の「勧進帳」です。

 

K君は、社会人と師匠宅の住み込み弟子生活を同時に始めるという、異色の経歴の人。若さと集中力、師匠の愛のムチで急成長し、出す音がもう素人ではない!(現に夫はK君をプロだと思っていた)今後に期待ですー。

 

最後に、舞踊家・花柳天舞(はなやぎ・てんま)さんの「藤娘」の踊りがありましたー!10分少しの踊りでしたが、この台風の中、きちんと着付けもされて準備してくださいました!!

 

師匠のご友人の方も笛を吹かれて、最後は一つの舞台のようになりました。まさか発表会で藤娘が見れると思わなかった。ありがたや。

 

これは終わった後の撮影会の笑顔。

 

発表会は、普段顔を合わせることのない方と交流できる貴重な場です。それぞれ皆さん頑張っていたんだな・・・今回はボリュームのある曲が多かったので、かけた時間や熱量がうかがえました。もちろん師匠の指導も細やかに入っていたのだなと思います。幸せな時間でした。

 

皆様、お疲れさまでしたー。裏方を務めてくれた皆様にも感謝です。また来年。

 

 

 

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。