秋から12月にかけて、なぜか「母と娘」が世間を賑わわせています。あ、私が個人的に注目しているんですが。
ふうちゃんはれっきとした元野良猫だけど・・・
この人もノラらしいにゃ。
父猫はこの人だそうで。
猫の世界では、あの羽振りのいいバイオレット猫の子供らしいのが方々にいたっていうのはよくあることだけど、人間の世界は違うらしい。
どうも、このノラが「俺はあの紫猫の子供だ」と言って、好き勝手に食い散らかしているのが顰蹙を買っているそうな。
取った、取られたは、これも猫の世界ではよくあることで、取られた方、ぼーっと生きてんじゃねーよ!ってだけのことだにゃ。
これがワイドショーネタになって世間を騒がせているってことは、人間ってのは猫以上にヒマらしい。
これが本物の紫猫の息子だにゃ。「ホンモノの」と言うあたりがいかにも人間界だにゃ。
彼の母親こそ、野良猫というにふさわしい。
彼女のセクシーさと不良性、少々の毒は芸能界にはぴったりで、時折見せる母親らしい表情も、「本当はいい人」という安心感を与え、お茶の間に受け入れられたにゃ。
「あらあらー、すっかり大きくなって〜!」
うちの飼い主みたいに、その好感度を初対面の息子猫にも向けてしまうから、人間っておめでたいもんだにゃ。猫は自分にとって役に立つかどうかだけだからにゃ。
どちらにしても、息子猫くんの性格がいいのはわかったにゃ。