家を建てるとき、設計段階で「外構はどうします?」と聞かれました。
外構が庭まわりだと知ったのはそのときですが、当時は建物のことで精一杯、財布もいっぱいいっぱいで、「建ててから考えます」ということで、工務店にはポストとか、最低限の工事だけしてもらいました。
ことしのお正月、実家で家づくりに関する本を読んでいて、ふと「建物にばかりお金をかけて庭を一顧だにしないようでは、まるで焼け跡に建ったかのような印象を与え・・・」のような文章に出会いました。
なかなか味のある文だなあと思いました。
実家にある古い本なので、恐らく筆者は戦中戦後を生きてきて、何にもないところに建築された家を見てきてこの表現なのでしょう。
それから数ヶ月後・・・我が家も土がむき出しの「焼け跡の家」が完成しました。
そのときはすぐ外構に手をつけるつもりでしたが、あれやこれやで時間がたって、家の周りは雑草が生えて賑やかになりました。
春先は雑草もかわいかったのですが、気がついたら茎も太くなって、ただの草ボーボーに。
草取りしなきゃー。時間のあるときに引っこ抜いています。
最近、ふうちゃんの寝ている写真が多いのは、写真を撮ろうと思ったときにいつもふうちゃんが寝ているせいです。