可愛い猫には爪がある

「きのう夜、ふうちゃんまたやったんだよ」

朝、夫が言い出すので何事かと思ったら・・「壁紙、やっちゃったんだよ」

我が家の壁は、ふうちゃんの手の届きそうなところは保護フィルムを貼っているのですが、何箇所か貼り切れていないところがあります。そういうところはふうちゃんを行かせないようにしていますが・・・

「壁紙ってどこの?」「廊下の・・」

あららー!ざっくり爪あとが。気に入っていた部分なのでショック!

「何で廊下に出しちゃったの?」

「夜、がさがさして落ち着かないからさー。まさかやるとは思わなかったなあ。いつもはやらないから安心してた」

あそこは保護フィルムを貼っていないから行かせないようにしてたのに・・・

夫はいつもワキが甘い。

欲しがったら欲しがった分だけごはんを食べさせ、挙句ふうちゃんは吐いてしまったことも何度か。

焼き魚、刺身など猫が好きそうなものをテーブルに放置して、気がついたら「ごっつあんでした」になっている。(昔と違って、猫に人間の食べ物はご法度!)

そして今回も、そもそも夫が猫用の爪切りをなくしてしまって、爪は伸び放題。その上壁紙に爪を立てたのをふうちゃんのせいにして・・・

ああ何か腹が立つー!

「ふうちゃんが悪いんじゃないよ!あんたがバカで甘いんだろう!!」と出かかったけどグッとこらえ、何十倍かに薄めた言葉にして(ここに妻の疲労の90%がある)、いつものN動物病院へ電話しました。

ふう香「猫の爪切り、お願いできますか?」

病院「はい、できますよ」

猫、入ってます。↓

ふう

N動物病院は、旅行中ふうちゃんを預けようと思っていたところ。旅行はキャンセルしましたが、結局来る運命だったみたい。

先生は手慣れた感じで切ってくれました。速い!

 

ふう香「あの〜、こちらは健康診断もやられていますか?」

先生「はい、やっています。どういったもので?」

ふう香「肥満かどうかの・・・」

先生「肥満かどうかでいえば、はっきり太ってます笑」

ふう香「やっぱりそうですか笑」

先生「病気になってからよりも、元気なうちにダイエットした方がいいですよ」

ふう香「そうですよね。

実は、夫が何でもあげてしまって困っているんです」

先生「それはこちらではどうしようもないですね笑」

そ、そうですね。根本原因はそこなんだけど、つける薬はない・・・

 

ふう

キャリーから出されたふうちゃん。えらい目に遭ったにゃ。

最初の写真も、動物病院から帰った直後。ちょっと疲れ気味だにゃ。