久しぶりの更新、6月は「父の月」

 

どーもどーも、一ケ月ぶりの更新です。

6月は「父の月」と言うそうですね。

 

これは、母の日が余りに盛況で、お花から贈り物から1日に集中して業者が大変、いっそ5月を全部お母さんの日にしちゃえというので、5月は「母の月」にバージョンアップ、母に比べると影の薄かった父の日も一格上げされて、6月は「父の月」になったそうです。

 

我が家にとっては、まさに6月は「父の月」でした。

 

「もう長くないから、お見舞いにおいで」

 

夫の父、義父は昨年から闘病中だったのですが、5月末に、義母から連絡が来ました。

 

じゃあ、仕事が一段落する6月下旬はどうかなと言うと、そこまでは持たないという返事。これは覚悟を決める日が近い。

 

そこで、6月第1週に夫の故郷、沖縄へ。1枚目の写真は行きの飛行機から撮った富士山です。

 

私は一泊二日のタイトな日程でしたが、義父に会えてよかったー。

 

お見舞いから戻って10日ちょっとで、義父はあの世に旅立ちました。

 

義父の葬儀の翌日は沖縄の慰霊の日でした。

 

終戦時、義父は6歳。生まれ育った小さな島は、集団自決の舞台となり、多くの人が命を落としました。その中でからくも命をつなぎ、家庭を持ち、子供を育てて80数年の生涯を閉じました。

 

厳しい時代を生きた人だけに、いつも大きな愛情で周りを包んでいた人でした。

 

ばたばたとお葬式を終えて東京に戻ってきて、正気が戻ったのが最近のような気がする。

 

まあ、主なところは夫一家が仕切っているから、嫁である私は参加してるだけなんですけど・・・

 

というわけで、今月は思いっ切り「父の月」だったのでした!

ふう

けさのふうちゃん寝姿。

 

 

 

 

 

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古波蔵ふう香
古波蔵ふう香
猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。