演芸場は、講談、落語、ボンボンブラザーズと何でもそろっていますが、私にとって一番面白いのは、やはり講談!
前座さんの話を聞いて「へーっ、こういう話があるのか」と思ったり、9月の発表会でやった真田幸村を読まれると、プロは違うなーと思ったり。
さて、当日のお目当ては紫先生の「間十次郎(はざま・じゅうじろう)妻子別れ」。
十次郎は、赤穂義士47士のうちの一人で、元禄15年12月14日の討ち入りの日に炭小屋に隠れていた吉良を見つけ出し、槍で刺して首級を上げた人物だそうです。
物語のあらすじは・・・
討ち入りの前夜、十次郎は子供の物乞いに会う。偶然にも、それは愛する我が子だった。子供に連れられて行くと、ボロボロの家に住んでいたのは、病に伏せ痩せ衰えた妻。十次郎は討ち入り準備で家を開ける際、妻子の面倒は部下に任せていたが、手違いで二人は窮乏していた。動揺する十次郎に妻が取った行動は・・・というお話。
凛としたたたずまいの十次郎の妻がよかったです。まさに武士の妻!
実は、十次郎、妻子はいなくて独身だったそうです。あれれという感じですが、まさに「講釈師、見てきたような嘘をつき」でした!
来年は演芸場に行く機会を増やしたいです。
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- 猫と和のお稽古にまっしぐらな私の毎日をつづります。
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