ふうちゃん物語(30)迷子はやがて親元へ

ふう

 

「また、お前のように、死んだらどうしようとびくびくしていると、それが魔を引き寄せ、魔に突かれるんだ。」

 

「そうだったんですか・・・」

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ふうちゃん物語(29)何でそこだけおそろい?の心

ふう

 

獅子は尋ねました。「やっと運が回ってきたのに、どうしてここへ来たと思う?」「え?」

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ふうちゃん物語(28)後家のふんばり

ふう

 

獅子パパのきつい冗談に、歯医者は、へなへなとその場に座り込みました。

 

「はは、なんてことだ、僕は死んだのか。オヤジも早死にだったけど、それより若くして死んで、あの世で獅子にからかわれるとは・・・」眼鏡をとって鼻をぐすぐす言わせます。

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ふうちゃん物語(27)地獄に一番近い職業

ふうちゃん

 

「そこの人間!そこで何をしておる!!」大地が割れんばかりの大声に、チビはびっくりしました。

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ふうちゃん物語(26)子煩悩な獅子パパ

ふうちゃん

 

「パパー!お友達連れてきたよ!ママー!僕のお客さんなの、お昼はおいしいもの出して!」

 

「お友達だって?」出てきた獅子パパを見て、チビはびっくり。

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ふうちゃん物語(25)獅子の谷

ふうちゃん

 

「ねえー、起きてぇ、起きてよおー」誰かが甘えた声で顔中ぺろぺろしていて、チビは目が覚めてきました。

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ふうちゃん物語(24)猫の滝流し

ふうちゃん

 

公園にいるチビに話を戻しましょう。

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ふうちゃん物語(23)仏に選ばれしオレだから

ふうちゃん

 

「あの夜、確かに俺は見た。普通の人間が、いや、仏道に入った者でも生涯一度も見られないであろうものを見たんだよ。

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ふうちゃん物語(22)普賢菩薩と顕じ給ひ

ふうちゃん

 

タカシは、猫が本堂へ向かうのを見て、自分もそっと後をつけて行きました。本堂の扉の隙間から覗くと、二匹が普賢菩薩様の前に座っていました。

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ふうちゃん物語(21)恋多き女

ふうちゃん
「さあ、猫ちゃんたち、ご飯ですよ。」ご飯はタカシの妻、ミチコが持ってきてくれます。もうお腹が大きいので、お皿を置くのがしんどそう。

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