「パパー!お友達連れてきたよ!ママー!僕のお客さんなの、お昼はおいしいもの出して!」
「お友達だって?」出てきた獅子パパを見て、チビはびっくり。
「パパー!お友達連れてきたよ!ママー!僕のお客さんなの、お昼はおいしいもの出して!」
「お友達だって?」出てきた獅子パパを見て、チビはびっくり。
話は猫に戻って、西円寺に住みついたミャー子とコハルの話。
タカシはこのまま若住職をやってていいのか悩んでいました。
法事は無事終わり、座がくつろいで、それぞれ話し込む人、帰る人、子供たちの元気な声が響く中、施主から西円寺の住職にご挨拶がありました。
ミャー子のついていった三毛猫はコハルといい、二匹は、これといった縄張りを持たず夏の間あちらこちらで暮らしていましたが、秋風が吹くころには西円寺(さいえんじ)というお寺のお庭に住み着いていました。
さて、今までチビを始めとする猫を中心に物語を進めてきましたが、ここでちょっと人間のお話に寄り道させてください。